2020年04月17日
不動産テック

オーベラス・ジャパン・大庭勇太社長 プロ同士の不動産情報プラットフォームの可能性

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遠くない将来、不動産テックによって不動産ビジネスは劇的に変化すると言われている。これまでの商慣習や仕組みが変わり、無数の新ビジネスが生まれるかもしれない。

不動産テックに関連する企業経営者や行政機関などに取材し、不動産テックによって不動産ビジネスがどう変わっていくのかを考えてみる。

今回は、不動産取引を効率化する「the REMS(レムス)」を提供しているオーベラスジャパン(東京・港)の大庭勇太社長に聞いた。(リビンマガジンBiz編集部)



オーベラス・ジャパン・大庭勇太社長 撮影=リビンマガジンBiz編集部


―サービスの概要について教えてください。


2019年5月にリリースした「the REMS(レムス)」は、5億円以上の不動産に特化したプロ同士の売買プラットフォームです。


売主と買主が「the REMS」の会員になり、売主は売却物件を掲載、買主は購入ニーズを掲載します。


そして売主と買主が「the REMS」内で、匿名でメッセージのやりとりをします。コミュニケーションのなかから物件の情報やニーズ、相手の属性を引き出し、物件が自分の取得基準と合えば、実名申請を送り、承諾されればマッチングします。あとは、電話やメール、面談などで取引を進めていただきます。


売買当事者の会員は「the REMS Direct」、仲介事業者の会員は「the REMS Broker」を利用します。



―プロの売主と買主をマッチングし、直接取引を促すサービスなのですね。


「the REMS Direct」会員のほとんどがデベロッパーやファンド・RIETなどのAM事業者、買取再販事業者といったプロやセミプロで、不動産を熟知している方々です。




「the REMS」 画像提供=オーベラス・ジャパン



当社は「the REMS」事業の他にも、電力自由化の事業を展開しており、3,000棟以上の事業法人・ビルオーナーと繋がっています。「the REMS Direct」の会員になる条件には、宅建免許の資格は必要ありません。そのため、不動産事業者ではない法人も「the REMS Direct」の会員にはいらっしゃいます。

「the REMS Direct」では、不動産仲介会社を通さずに取引することができます。


また、会員はオープンマーケットではなく、クローズマーケットで情報収集したいと考えています。そこで「the REMS」では会員制である程度クローズにしたうえで、さらに売却物件の必須掲載項目を3つにしています。「エリア」と「用途」と「価格」だけを登録すれば掲載可能です。


ポータルサイトをはじめとした不動産情報サイトは、全ての項目を網羅しなければ掲載できません。なぜ、そんなに項目が必要なのかというと、それはエンドユーザーをターゲットにしているからです。「the REMS」はプロやセミプロが利用しており、そこまで多くの情報がなくても、物件を精査することが可能です。むしろ、項目が少ない方が情報の鮮度を保てることもあるはずです。


当然、利回りや築年の項目もありますが、任意になっています。売主の売却方針に従って、自らカスタマイズすることができるのです。



次のページ:不動産取引にウェットな関係性はもう古い(2ページ目)


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