2020年05月01日
不動産テック

直撃!コロナショックで不動産ビジネスはどうなる?eqon・三井將義社長に聞く

不動産テック

  • line
  • facebook
  • twitter
  • line
  • facebook
  • twitter

新型コロナウィルスの感染拡大にともない世界経済は激震に襲われている。経済の落ち込みだけでなく、人と人との接触事態を避けなければならない状況下では、従来型の不動産営業そのものが否定されている。


また人が集うこと、そのものにリスクが内在する以上は不動産ビジネスも大きく変化しなければならない。



eqon・三井將義社長(取材は2020年4月23日に通信環境で行った)


―新型コロナウイルス不動産業界にどのような影響を与えていますか。


当社が独自に集計しているデータでは一都三県のマンション・戸建ての売り出し件数が、平常時に比べて約7割減しています。


平常時では毎週6,000件ほどのマンションが売りに出されていました。しかし、2020年4月中旬には、2,000件まで減少しています。




週別マンション売り出し数(一都三県) 画像提供=eqon



戸建ても同様で、毎週5,000件ほど会った売り出し件数が、1,500件にまで減少しています。




週別戸建て売り出し数(一都三県) 画像提供=eqon



―具体的にどのタイミングから減少したのでしょうか。


我々は、毎週金曜日の売り出し件数に注目しています。なぜなら、土日に専任・専属専任を受託した不動産事業者が、翌週の金曜日にレインズに登録する傾向が高いためです。




毎週金曜日の売り出し件数(マンション) 画像提供=eqon



2020年1月から、毎週金曜日の一都三県のマンションの売り出し件数を集計した結果が上記のグラフです。


毎週金曜日には1,500件ほどの新規売り出し件数がありましたが、4月3日金曜日は半減しています。これは、東京都の外出自粛要請が3月28日土曜日にあったことで、翌週の金曜日に大きな影響が出ているということです。また、4月7日火曜日には緊急事態宣言も発令され、さらに落ち込んでいます。




毎週金曜日の売り出し件数(戸建て) 画像提供=eqon



このデータでは一般媒介で、同じ物件を複数の不動産事業者が売りに出した場合であっても1件とカウントしているので、かなり実勢に近い数値だと考えています。



―不動産会社からはどういった声があがっていますか。


東京都内、社員5人ほどの仲介会社では、「4月の売上はゼロだ」と頭を抱えていました。業者間の取引はまだなくなっていないが、エンドユーザーからの売上はない、というところも複数社ありました。


購入や客付けメインの会社は悲惨です。10社に話を聞けばほぼ全ての会社は売上が激減しています。



―影響はどこまでいくのでしょう。


購入や売却で動いていた顧客も「待って欲しい」と止まっている案件も多いようです。


また、金融機関の事情で案件が止まっていることもあるようです。2020年4月現在、金融機関の融資姿勢は変わっていません。しかし、金融機関の窓口である担当者がテレワークや在宅勤務になっていて、やりとりできないといった事態もあるようです。


新規の案件獲得がなくなり、動いていた案件まで止まっている。かなり厳しい状況です。



次のページ:コロナショックは欧米不動産テックにも甚大な影響を与えている(2ページ目)


① 

  • line
  • facebook
  • twitter

閲覧数 824

  • line
  • facebook
  • twitter

本サイトに掲載されているコンテンツ (記事・広告・デザイン等)に関する著作権は当社に帰属しており、他のホームページ・ブログ等に無断で転載・転用することを禁止します。
引用する場合は、リンクを貼る等して当サイトからの引用であることを明らかにしてください。なお、当サイトへのリンクを貼ることは自由です。ご連絡の必要もありません。

このコラムニストのコラム

不動産を高く売却するなら、
最大6社で査定額を見積比較!

  • STEP1
  • STEP2
  • STEP3
  • STEP4

最短45秒

本サービスは売却検討中の方向けの、不動産会社に査定依頼ができるサービスです。

査定依頼後、不動産会社より連絡があります。

Service list サービス一覧