
Luup・岡井大輝社長 撮影=リビンマガジンBiz編集部
―不動産事業者にとって、「Luup」導入の付加価値とは何だと思いますか。
先ほどのテナントリテンションが1つですね。入居者が利便性を感じれば、同じ物件に住み続けてもらえる理由になります。
そして、今後の国内の人口動態の変化を鑑みれば、都市部への人口流入は、まだ止まる気配がありません。そんななかでは、駅近物件は満室が続いていくでしょう。
一方、駅から離れていて苦戦している物件もあります。ですが、電動モビリティサービスとの連携があれば、駅からの距離は関係なく、自分に合った良い物件に住みたいと考える層は増えていくと思っています。
そこに、私たちの存在意義がありますし、大きな付加価値を生み出せるのではないかと考えています。
―今後の展望について教えてください。
不動産領域でさらにサービスを広げていきたいです。賃貸マンションはもちろんのこと、新築分譲マンションでも導入を進めていきたいですね。そのためにも、サービス認知向上と信用獲得に注力していく必要があるでしょう。
私たちのサービスは、ポート導入側のオーナーに寄り添って設計しています。例えば、ユーザーが電動サイクルを使うときに、アプリで目的地を指定する必要があるのですが、ユーザーからすれば面倒な作業だと思います。
それでも、サービスの安全性を確保し、オーナーからの信用を獲得するためには不可欠なことです。オーナーがサービスを信頼してくれるならば、エントランス近くに設置してくれるなど、ユーザーにとっても利便性向上につながるからです。
今後も、街や不動産の価値を上げるために、モビリティインフラの発展に尽力していきたいと思います。
本サイトに掲載されているコンテンツ (記事・広告・デザイン等)に関する著作権は当社に帰属しており、他のホームページ・ブログ等に無断で転載・転用することを禁止します。
引用する場合は、リンクを貼る等して当サイトからの引用であることを明らかにしてください。なお、当サイトへのリンクを貼ることは自由です。ご連絡の必要もありません。
不動産を高く売却するなら、
最大6社で査定額を見積比較!
リビンマッチコラム