訳あり物件専門家 白石 麗花です。

本年もよろしくお願いいたします。

いよいよ2017年が始まりましたね。

暦の上では今日が1月の始まりになります。

今年もたくさんの方が今年が

どんな年になるのか暦を手にしているかと思います。

私事ではありますが、

四柱推命:姓名判断:風水:九星気学:密教:算命学を学んでみての感想は、

人は書かれたと おりに行動を起こすものだということが(私を含め…苦笑)よくわかりました。

訳あり物件に携わるようになったきっかけもまた四柱推命:姓名判断:風水:九星気学:密教

:算命学を学んだところにあります。

「なにか見えるんですか?」とよく訊かれますが、 「敏感なのでよく感じとれます」と答えています。

元旦の富士山は快晴できれいでした。

豊かな人と貧しい人の差が激しい時代、ますます2極化していきますが

今年こそ、みなさまには幸福感の高い人生を手に入れていただきたいと思います。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

昨年、横浜のある地主さんからの依頼

嫁が相続した土地は、他人が勝手に家を建てて登記まで行い、

その間、70年間にわたり地代の支払いもない、

今までの地代を払ってもらえないだろうか、

というものでした。

そこで、

他人の土地に勝手に家を建て、家屋を登記し、ぬくぬくと住み続けてきた、そういわれる方に会いに行きました。

そこで聞いた話は、

依頼者である地主さんからの話とは随分と食い違いがあるものでした。

・依頼者Aが怒鳴り込んできて1億円を払えと言って来たことがあること。

・先代から無料で土地を使用してかまわないという口約束があったこと。

・Aの先代から土地を購入する契約はしたが融資がつかずに先代が亡くなり相続されたこと。

・建物を建てる際、使用承諾書を取り交わしていること。

などなど、お聞きしていなかった情報がたくさんありました。

このままではいつ追い出されるかわからないので土地を購入したいのだが

この家もまだ借り入れが残っているし融資が難しいと思う、

ということで土地の使用者Bさんは困っているのが実情でした。

そこで 依頼者Aさんに対し、

「Bさんは土地を購入したいと言っているが、以前、融資が通らなかったことから、

お望みの1億円は難しいと思う。」ということをお伝えしました。

依頼者Aさんは、その土地の所有者が実は奥様であるにも関わらず、

今までの分も含めた金でないと応じない!の一点張り。

どう考えても、1億円の請求は不当な金額だと思うのですが、

頑なな方には何を言ってみても聞く耳を持たずで説得できません。

落ち着いた頃をみはからって、土地の価値が1億円はないこと、

支払いたくてもお金のない方からはいただけないこと、をお話ししたうえで

Bさんが一体いくら借り入れを起こせるのか、Bさんと銀行に相談を試みました。

その結果、1,350万の融資ならということがわかりました。

Bさんは、「以前、先代と契約を交わした時の1,250万と比べると100万ほど高い買い物には

なるけど仕方がない。」ということで納得してくださいました。

さて、一方 1億の請求をしたことを、依頼時には私に明かさなかったAさんは、

「1,350万円では納得できない。なんとか追い出せないか!」と、とりつくしまなし、

これでは絶対にまとまらないのは明らかです。

土地の所有者であるAさんの奥様の本意を確かめたく 奥様のお兄様の連絡先を調べた私は

お兄様とお話をさせていただいてまたまた納得せざるを得ませんでした。

「義理の弟にはかなりやられているので関わりたくないんだよ。」

優しい感じのお声で丁寧に対応いただき妹さんの連絡先を教えていただきました。

ここからが想定外だったのですが

Aさんの奥様は、「夫に全部任せていますので。」とのお申し出でした。

一族が揉めていることがよく理解できた 私のところにBさんから連絡があったのは、

それから間もなくのことでした。

「この辺の駐車場を管理している不動産屋から連絡が来て 今住んでいる土地のことで話がしたいと

連絡があった。」というものでした。

Bさん曰く、「先代が亡くなってから4社目だよ。不動産屋から連絡が来るのは。」 ということでした。

後日 4社目の不動産屋の担当者と電話で話しましたが、

「なんかかわいそうになっちゃいました。Bさんが」ということで

話を聞いただけでそのまま手を引いてしまったようです。

先代が生きているときに1250万の融資が受けられていたら

土地はBさんの所有になっていたでしょうに

タイミングと土地とのご縁がBさんにはなかったようです。

亡くなる前に先代との取り交わしがきちんとされていないことで 双方の諍いは終わりません。

先代が良かれと思って無料で貸した土地が原因でトラブルごとが 双方の家系で相続されることになりました。

特にBさんは怒鳴り込まれたことで相当な感情を抱いています。

契約書のない借地、底地のケースはまだまだたくさんありますが 時代が変わりました。

相続が起こる前にきちんとしたほうが良いこと。

まだいい!では遅すぎることもありますので 今年は手掛けてはどうでしょうか

住宅ローンで困る前に 様々な訳ありはこちらにご相談ください。

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今年もよろしくお願いします(^^♪
 
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