訳あり物件専門家  白石 麗花です。明日は雪になるそうで、不要不急の外出は控えた方がよさそうです。
さて今回は、空き家対策についてお話ししたいと思います。
昨年お会いした、「空家空室対策推進協議会」の代表者の方は、「空家1戸1戸の活用は困難」とおっしゃっていました。

そして、

先日お会いした、

「横浜市まちづくりセンター」の

代表者の方の見解ですが、「不動産は財産ではなく、もはや負債であるという認識が大事です」とのことでした。

老夫婦二人では広すぎるから自宅の二階を貸そうかなんて話は、

そこかしこで耳にしますが、実際には借り手と貸し手のマッチングはなかなか成就しないものです。
昨日受けたご相談なのですが、「35年前に妻と娘が自害した経緯のある自宅を売りたいのだが、

自殺の経緯はもとより、地方の物件で売却は

むずかしいらしく不動産屋も相手にしてくれない。

高齢なので広い戸建て住宅を処分しアパートに引越したいのだが、

したいのだが、どうしたらいいのか」というお申し出でした。
値段はどうでもいい、0円でもいいから誰か引き受けてくれないだろうかといった相談事

が最近は多くて、不動産は固定費がかかる

「負動産」だと感じている方が増えているようです。

親の介護費用に充てる目論見で資産として所有していた一戸建て住宅が、350万円でも

売ることができず、それどころか0円でも引き取り手がいない。

税金ばかり取られ続ける。こうならないように、少しでも早く売れるうちに打った方が賢明かもしれません。

ところが、ここでちょっと矛盾したように感じることなのですが、不動産が負動産になりつつあるといった傾向がある一方で、「収益物件の売り物はありませんか?」

と不動産業者からの問い合わせは

毎日ひっきりなしにかかってきます。

個人投資家の不動産投資ブームは白熱しており、一棟アパートなどの収益物件は大人気です。

いずれ、賃貸用住宅は供給過剰になり、借り

手市場になることは間違いないでしょう。

住むところは選ばなければ特価家賃で借りることができるようになるということです。
昨今はサラリーマン大家さんが増え、成功している方もたくさんいらっしゃいます。

でも、反対に、失敗して自己破産せざるを得ないといった方々のご相談も増えているのです。所有している不動産が、果たして資産なのか負債なのか。判断は難しいかもしれません

が、よく考えたほうがいいかもしれません。

ただ、売却する以上、手出しがない金額で

(負担のない金額で)売却したいと誰でもが思われるでしょうがここもまた難しいところ

購入したばかりの投資用アパートは、購入価

額より高くは、不動産業者はもちろん個人投資家にも売ることはできないでしょう。

たとえ、個人投資家からの買い申し込みを受けられたとしても、買い手側の融資申し込み銀行が借り主の借り入れしている銀行と同一で、結局、融資承認が得られずに売買が流れたなんてこともありましたね。
終身雇用はもはや崩れつつありますし、いつ現在の職を失うかわからない時代。


機械や人工知能が奪う職業、仕事

機械が奪う職業・仕事ランキングが週刊ダイヤモンドに特集されていた

(別に悪いことではないので、「奪う」という表現はどうかと思うが)。

上位15位は以下のとおり。

機械が奪う職業ランキング(米国)の上位15位を抜粋。

  1. 小売店販売員
  2. 会計士
  3. 一番事務員
  4. セールスマン
  5. 一般秘書
  6. 飲食カウンター接客係
  7. 商店レジ打ち係や切符販売員
  8. 箱詰め積み降ろしなどの作業員
  9. 帳簿係などの金融取引記録保全員
  10. 大型トラック・ローリー車の運転手
  11. コールセンター案内係
  12. 乗用車・タクシー・バンの運転手
  13. 中央官庁職員など上級公務員
  14. 調理人(料理人の下で働く人)
  15. ビル管理人

引用:ダイヤモンドオンライン


不動産投資の勝組にあなたの所有不動産は

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夢のマイホーム時代の終結

高齢者のシェアハウス

母子家庭のシェアハウス

などなど

従来なかった住まい環境が主流になる時代がすでに

やってきています。

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