訳あり物件専門家   白石 麗花です。

河津桜が綺麗に咲いて春の訪れを
感じる季節になりました。

三寒四温の時期は油断しやすいのか
インフルエンザもまだまだ威力を発揮していて
周りにちらほらとおりますね。

そんな中、
みなさまお元気にお過ごしでしょうか。

この時期は
どこの会社様も多忙な時期。
年度末決算期に備え師走時よりも
走り回っているのではないでしょうか。

体調管理は万全に季節の変わり目は
特に気を付けたい物です。


さて、
事故物件サイトの大島氏とは
トークショーやセミナーでご一緒させて
いただいたご縁があることは以前お話いたしました。

そんな事から
度々依頼?がくるのですが、

「建物壊したんだから
もう。事故物件じゃないだろ
掲載をおろしてくれ!」

と、威勢のいい話っぷり。

電話の向こうで怒鳴り口調で

事故が起こった土地建物を仕入れたが
建物は解体して今は更地なんだから

建物内で起きた事故は
壊したら事故物件じゃないはずだ
と主張の連絡でした。

基本的には
知り得た事は全て伝えなければなりません。
今回の場合は告知事項として扱われます。

そして、こんなケースもありました。
知り合いが不動産を購入するんだが
事故物件サイトに掲載されている。

調べたところ警察に聞いても教えてくれず
近所に聞いて回ったが確実なところは
わからなかった。

信憑性に欠けるものを掲載しているのは
嫌がらせするためだと思うのだが
間違いないよね?

という連絡。

これらの連絡は自分の仕事の妨害をするな。

とあくまでも自分の利益に対しての不平不満であって

私利私欲です。

同業者としてとても残念に感じましたね。



事故物件だと知っていたら購入しなかった。

ということで以前、建売を購入された方が訴訟を起こしました。

もちろん勝訴しました。が、購入の契約自体は解約にはなりませんでした。

高齢化や少子化、時代背景と共に人の思考は変化しますから

知っていても気にしない方はいます。日本の方ではないなら購入する!

とおっしゃる方がいますが決してそんなことはありません。


昨今は縁起が悪いより家賃が安い方がいいということで事故物件に格安感が

あれば気にならない。亡くなった方より生きている人間の方が怖い。

という考えの日本人も増えました。

そして

事故物件を取り扱う業者もここ数年で増えましたが

気にしないで購入される方も増えましたので結局のところ

格安感がなくなっていくのだと思っています。

事故物件サイトに掲載されているから安く買えるとか

事故物件サイトに掲載されているから高く売れないと

いったことが減っていく未来は近いような気がします。


事故物件以上に

空き家問題は深刻で室内で何ら事故がなくとも

買い手がいない、売却できない。

0円でいいからだれか引き取ってくれないかという相談が増えています。

そして、

もっと深刻なのは自分の親から相続した不動産が資産価値がないということを

知らずに、いつかはいくらかになるであろうと負動産を所有していることを自覚していない

方が多いということです。

自分の不要なものは他人も不要です。


話がそれますが

東京都で婚活が推奨されているようですね。

1000人の若者が1年間で成婚したのが6.6組とか。

戦後最低だと報道されていましたが

成婚率が下がれば下がるほど少子化は進みますし人口減少は着実です。

かといって30代の女性人たちはこぞって子ども産みたい。と思っているのも

事実です。がいい人がいないと言っている人がとても多いです。

少子化に伴い空き家は増え続け

事故物件と空き家だらけの町が増えていくのでしょうか。

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