訳あり物件専門家  麗花です。

先日こんなことがありました。

確定測量が未了のままの土地売却の取引が終わったのですが、

この取引、隣接地の所有者が1件だけ測量士の交渉には耳も貸さず

前面の私道の所有者なのですが測量に協力してくれませんでした。

いわくつきの土地所有者の売主は

この日に何とかお荷物の土地を手放すことができました。

ここまでの経緯は振り返るととても大変でしたが

中でも契約後に役所に再確認に行った際

同じ担当者なのに

見解が違っていたことでした。

売主が購入した時の重説記載の内容と当社で調査した内容は同じ。

にもかかわらず再度同じことを同じ担当者にお聞きしたところ違う見解が。

なぜ?

決済日まで決まってるのに

建築可能な土地なのか建築不可なのかでは

雲泥の違いではないかいな。

こんなこともあるんだ   ?

役所の担当者もここは有名な場所で…。と言っていたくらいなのだから

こんな短期間で変わってしまうことってあるの??

そのうえ

うちが立ち合いしないとお宅は売却は無理でしょう。的な

態度の前面私道の持ち主にも泣かされ…。

前面私道を所有している所有者にうちの土地は化けるんだから的な態度にも参りましたが

このお方、測量費は出したくないので結局ご自分の所有の土地は売れずにおりました。

測量を依頼する際にもジャングル同様に荒れ果てたこの土地は何度か測量を断わられ、

引き受けてくれた測量士さんには頭が下がりましたし

いろんな方が分野ごとにご尽力いただき物事は成り立っていて

組む相手が親切、丁寧だとほんとに助かります。

決済の日に

この取引に関わっていただいた司法書士の先生の話によると

都内は相続がとても多くて相続登記で多忙だが揉めている。とのことでした。

今はちょうどお彼岸の時期。

彼岸は3月の「春分の日」と9月の「秋分の日」の前後3日間の計7日間、

もしくはこの時期に行われる仏事(彼岸会  ひがんえと読みます。)を指します。

年に2日あるお彼岸、それぞれの初日を「彼岸の入り」、

の日を「彼岸明け」といい

春分の日・秋分の日を「中日」といいます。

この時期、地代を管理させていただいている

地主さんたちは午前中に墓前で手を合わせ先代に

感謝の意をお伝えしている方が多いです。

懇意にしている地主さんが、

昨年から高齢の母が1人で生活するのはもう無理だろうということで

実家を二世帯に建て替えることに。

実家の解体見積りを始めたころから

今まで借地人から特段連絡などあったことは

なかったのに

そう、

20年更新の時期でもないのに

今までまとまらなかった借地、底地の

取引の話が4件ほど、連絡がありました。

借地を返したいとの申し出は還ってきて欲しかった借地。

そして、底地を買いたいとの申し出は売却したかった底地です。

ということで

長年管理してきた私には先代が何らかの調整を

しているように思えてならないことが次々と起きました。

そもそも

彼岸本来の意味とは

煩悩を脱した悟りの境地のことをいい、三途の川をはさんで、

私達の住んでいる世界を此岸(しがん)といい、

向こう側(仏様)の世界を彼岸(ひがん)と言います。

 

この時期に起こる不思議な事象が先代からのご意思が何らかの形で

この世の世界を動かすことができるのかも??

と思わずにはいられないほどです。

春分の日と秋分の日の中日は、太陽が真東から出て真西沈む日です

この日に夕日を拝むのは西にある浄土に向かって拝むことになると言われています。

そのため、この行いは功徳があると言われています。

天体には何らかの意思を感じますね。

みなさんもお墓まいりに行かれてはいかがでしょう。

何らかの気づきがあるかもしれませんよ。

 
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