2017年02月07日
りんむじんづ

近隣とのトラブルがあるマンションは買えない! と思っていたら。

りんむじんづ

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ワタシが1軒目のマンションを探していたとき、候補のひとつだったマンションの話です。


そのマンションは駅から近く、街中にある割には敷地が広くてゆったりと建てられていました。

昔ながらの商業地なのでまとまった土地は少なくて、周辺のマンションは鉛筆のような狭小物件ばかり。その中での中規模マンションなのでかなり目立つ存在でした。


大きな建物であることを活かして、1階にはオシャレなスーパーが入る予定というのも好印象。

これは駅とマンション以外に出歩かなくなるぞ…と危機感は抱いたのですが、自分の住む建物で野菜や卵を買えるという魅力には抗えません。

そんなのコンビニで充分じゃん、と言うなかれ。若い娘さん(当時)としては、オシャレな街のオシャレなスーパーで買い物するワタシというのに憧れたのですよ。


散々迷った結果、そのマンションは購入には至りませんでした。


ひとつは、ひとり暮らし向けの部屋がなかったから。

一番狭くても70平米の3LDKだったのです。

ひとりでもこのくらいの部屋に住む人もいるけれど、ワタシにはちょっと広過ぎた。

掃除が面倒くさいというのもあるし、70平米も使わないのに価格や維持費が高いというのはちょっと厳しかったんですね。


そしてもうひとつの理由は、そのマンションが周辺住民と揉めていたからです。


古い街の宿命で、そのマンションに接している道路は車1台がやっと通れる細さです。

そしてその狭い道路の向かい側には昭和の頃に建てられた小さな戸建てがズラリと並んでいます。

この戸建ての住人達が「日照権の侵害」としてマンションのディベロッパーを訴えていた模様。


なぜそれを知ったかというと、完成間近に現地に行ってみたら戸建ての塀に「日照権の侵害!」「横暴なマンション建設を許すな!」などと書かれた派手な貼り紙や横断幕がズラッと並んでいたからです……。

営業マンに聞くところによると、この揉め事が原因でオシャレスーパーが入る話はお釈迦になったそうな。


いくら快適なマンションでも、近隣住民と揉めているということが分かっていて住むのは気持ちよくないよな……と考えて、そのマンションを買うのは諦めてしまいました。



さて、あれから十余年。

そのマンションはどうなったかというと。

現在でも人気マンションのひとつとして高値で売買されています。なんと、新築時よりも高額で取引されているとか。


ウソ、マジ?!

それなら買っておけばよかったかも!


揉めていた住民とどう折り合いをつけたかは謎ですが、あれ以来貼り紙も横断幕も見ないということはディベロッパーが上手い事始末をつけたのかと思われます。

小さな戸建ての方はどうなったかというと、十数年前でもかなり古い建物でしたから一部は取り壊されてコインパーキングになったりしています。


揉め事は回避できるに越したことはありませんが、十数年も経つと事情もいろいろ変化するから目先のことだけではなかなか判断ができませんね。

逆に、何の憂いもなく買ったつもりの家も、何か変化があれば揉め事が起こる可能性もあるわけで。

住宅を買うというのは簡単なことではないな、と思った次第でした。

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