マンションを売却するとき、誰しもが「できるだけ高い金額で売りたい!」とお考えではないでしょうか。
そんな方には、ホームステージングをオススメします。
ホームステージングとは
ホームステージングとは、中古住宅の売却の際、家具や小物で室内を整えて内見者に見てもらう手法のことです。
新築住宅が好まれる日本では馴染みの薄い手法ですが、中古住宅の取引が多い欧米ではホームステージングは一般的。
ガラーンとして殺風景な箱よりもきれいに飾られた部屋の方が、内見者が「キャー! こんなステキなおうちに住んでみたい!」とテンションが上がってしまうとか。それが購入意欲の高まりや値引きなしでの契約に繋がります。
確かに、新築マンションのモデルルームでは生活感のないステキなお部屋を演出しています。
これが家具も家電も雑貨もないがらんどうのモデルルームだと、「キャー! 住みたい!」と盛り上がらないでしょうね。
では、具体的にどのような点に注意してステキなお部屋を演出すればいいのでしょうか。
徹底的に片づける!
床にオモチャが散らばっている…。ソファに洗濯物が積み上がっている…。物置の中は中身がよく分からない段ボールでぎゅうぎゅう詰め…。
そんな家に「住みたい!」と思える人は居ません。
どうせ近い内に引っ越すわけですから、内見者を入れる前に要らない物は徹底的に処分してしまいましょう。
ベランダに隠すのはダメですよ。ベランダも見られますからね。
とにもかくにも清潔に!
どんなに古い住居でも、清潔にすることはできます。
水回りの水垢をきちんと落とす。窓ガラスをピカピカにする。家具や照明の埃をしっかり落とす。
特に気を付けたいのが、臭いです。
クッションカバーなど洗える物は洗い、換気をしっかりしましょう。ほんのりアロマを炊くのもいいですね。
わざわざ飾り立てる必要はない!?
部屋をモデルルームのようにステキに仕立てるとなると「オシャレに飾り付けなきゃいけないかしら?!」と焦ってしまいますが、その必要はありません。
内見者はあなたのセンスを見に来たのではなく、この部屋で自分は生活したいか? ということを確認しに来たわけですから。
きちんと片付いた清潔な部屋であれば好感度は上がるはずです。
引越前最後の大掃除と思って、しっかり部屋を整えましょうね!