不動産売却で一番初めにやらなければならい重要なこと



今日は、不動産の売却時に何が一番大事かをお伝えします。

一番大事なことは、

「なぜ」売却しなければならないかを明確にする

ことです。


不動産の売却は、

何かの目的を達成させるためのツール(手段)の

一つに過ぎません。


仮に、売却以外にもっと良い方法があるのであれば、

今すぐにその不動産を売る必要はありません。

実は、不動産の売却を本当の意味で相談できるところが

多くはありません。


不動産業者に行くと、当たり前ですが、

必ず「売りましょう」と言われます。


そうでないと、

不動産業者としてのビジネスにならないからです。


つまり、不動産業者に行くと

「売ることを前提」にした相談しか

してもらえないのが実情です。

本来であれば、

今保有している不動産を売った方が良いのか、

売らなくても大丈夫なのかをきちんと検討して、

売った方が良いのであれば、

どのように売るのかを検討して行く、

そういった流れになるべきです。

しかし、現実は、

売却にならないと仲介手数料が入らないので、

売ること前提になってしまうのです。


・なぜ、売りたいのですか?

・売らなくて良い方法はないのですか?

・売るにしても本当に今売らないといけないのですか?


ぜひ、その理由を明確にしてください。

例えば、転勤で売却をしたいと考えた時、

絶対に今の家に戻らないのであれば売却を

検討しても良いと思います。


しかし、

本当に気に入って購入したマイホームであれば、

次にそういったマイホームが見つかる可能性が

高いでしょうか?


仮に戻ってくる可能性があるのであれば、

一時的に賃貸に出す方法もあります。


周辺の賃料相場(月額賃料)が、

毎月の保有コストである住宅ローンの支払いに

固定資産税等の税金を12ヶ月で分割した金額を

合計した額よりも大きいのであれば、

経済的にはプラスになるので保有し続けることも

可能です。


相続で引き継いだ実家を売却するときも、

本当に今すぐ売却する必要があるのでしょうか?


周辺相場が上がっているエリアであれば

少し待ってみるのも一考です。


また、

生命保険等まで含めて遺産分割のやりくりで

都合がつくのであれば、

みんなの思い入れのある実家を誰かが

引き継いでみてはいかがでしょうか?

不動産の売却は、

何かの目的を達成させるための

ツールの一つでしかありません。


ぜひ、その目的を明確にしてください。


そして、売却という方法が

目的に合致しているのであれば、

どうやって売却するのが

その目的を達成するの効果的なのかを

考えていきましょう。


あなたのより良い暮らしの実現を

少しでもサポートできれば幸いです。

 
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