皆さんこんにちわ、不動産コンサルタントの佐藤毅史です。

今日は、シリーズ恒例(!?)となりました、鈴木ちひろさん(仮称)の不動産売却に係るご相談現場の事例より、不動産売却に際しての依頼会社の正しい選び方についての考え方を見ていきたいと思います。

本日はその4回目です。

前回コラムを見落とした、又は、未だ読まれていない方はこちらより。

【マイホームを高く・早く売却するためのコツ】(第1回):大手不動産会社に依頼すれば安心ですか? 【マイホームを高く・早く売却するためのコツ】(第2回):営業年数の長い会社に依頼すれば安心ですか? 【マイホームを高く・早く売却するためのコツ】(第3回):高値で売れると豪語する不動産会社は安心ですか?

では早速4回目の相談現場となる本編へと進みます。

ちひろさん(以下ちひろ):

「佐藤先生、こんにちわ。もう相談も4回目ですね。自分のマイホームをより有利な条件で売るための業者選定等の仕方も分かるようになってきました。先生のおかげです。

ところで、今日はそんなこんなで毎回我が家のポストに投函される大手不動産会社が入れる

『貴方の不動産を買いたいというお客様が居ますから、是非お売りください!!』

という趣旨のチラシが多く入ります。

少子高齢化であったり、給与所得の減少等で、ただでさえ持家取得率の低下や持家志向の低下が叫ばれているのに、そんなに買い手がたくさんいるのですか?売却に自信あり!!

という言葉にも、不安を感じます。業者を信用しても良いのでしょうか?

佐藤毅史(以下佐藤):

「ちひろさん、こんにちわ。もう4回目ですか・・・、アッという間ではありませんが月日の流れの速さを感じます」

「さてさて、ご質問の件ですが、仰られる通りです。この広告の言葉を鵜呑みにしてはいけません。」

不動産会社の収益の大きな柱は、売りたいお客様と買いたいお客様をコーディネートすることで、成約に至った際の仲介手数料となります。

つまり、契約を成立させなければ1円の手数料ももらえません。

つまり、この手のチラシをまくことで、一定の顧客候補予備軍を抱えておき、いざという時の売却で買主を見つけられれば、あわよくば手数料ゲット!!

AKB48ならば、フライングゲット!!

ではありませんが、そんなこんなで、特段買い希望客が居なくてもチラシをまくことで、

「将来的には売却も視野に入れないとな・・・」

という、親の介護が必要な方、子供独立後の大きな家に夫婦で住み続ける人、生前に親が住んでいた家などなど、

そういう売却を検討している人がその手のチラシを見ることで、『売却』という選択肢を頭の中にちらつかせること、

そして、タイミングが合えば、そこでコネクションを作り、手数料ゲット!!

つまり、この手のチラシの内容の99%が真実ではないという事です。もちろん、嘘であるとは限りませんが、

そんなに不動産を買いたい人であふれているならば、昨今の不動産価格下落は発生していないはずです、そもそも論。

ですから、冗談半分ではありませんが、

「あー、この会社は今売り希望客のストックが無くて、広告宣伝費としてチラシをばら撒いているんだな!」

位に考えておくことが身のためです。

もちろん、チラシの会社の営業担当者が優秀な方であれば、信頼して売却活動を依頼すること自体は否定しませんが、チラシの内容と真実は異なることを理解して頂ければ、業者の口車に乗せられずに済むでしょう!」

ちひろ:

「そうなんですね!!知らなかった・・・。業者は売り上げや収益獲得がために、いつでも顧客予備軍を抱えておきたい。だから、無節操にチラシをばら撒く業者も居るし、本当に買い希望客が居るからの場合もある。内容を鵜呑みにせず、人を見て、判断する。それが大切なんですね!とても勉強になります、またいろいろとお聞かせください。いつも同じ業者のチラシが投函されるので、その会社のチラシは破って捨てておきますね(笑)」

佐藤:

「そうですか、ちひろさんの目にどう映っているかはわかりませんが、そう思うのも考え方です。無節操なチラシ投函はお客様の為という風には感じられないかもしれませんね。また何かあれば、お問合せ下さい。」

ちひろさんのマイホーム売却にかかる道は、まだまだ長そうである。

次回に続く・・・

 
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