準備がわかっていれば不動産会社と

円滑に信頼関係を築けると信じている

住まい専門のコンサルタント

嶌田(しまだ)です。

 

今回からは、意外と知られていない

売り出す前に必要となる売却準備について

触れていきます。

 

まずは、問題点と現在の傾向を把握しておくと

【取りあえず売り出した】ことでの損を回避できます。

 

現状の問題点としては

「必要な経費である仲介手数料は

売却が成立してから支払うもの」

これは知られているけれど

「経費は仲介手数料だけでしょ?」と

思われていること

これらから、売り出す時に必要となる経費があることを

知られていないことにあります。

 

ですから、売却相談の際に【予算がない】

お金が掛けられないということが多々あります。

 

準備が整った売却となると

当然に相場で売り出せます。

 

内見されたお客様にも良い印象を与えられたり

内見者からの様々な質問に対し

きちんとした対応が既になされていることは

無用な値下げを避けられます。

 

取りあえず購入申込書で

根拠もなく値下げを申し出てくる買主に

応じる必要はありますか?

応じたいですか?

 

あなたが、相場よりも無駄に高い値段設定をしていないならば

応じる必要はないですよね?

 

最近では

「値下げ交渉が当たり前だから

高い金額設定から始めましょう

などと不動産会社から申し出ることもあります。

これはナンセンスだと思いませんか?

 

これだけの情報化社会です。

 

高い価格設定をしていることは

見抜かれやすい時代になっています。

見抜かれやすさは、当然に加速していくでしょう。

ならば、人をあざむくことなく相場で売り出している

それを理解してもらえるのです。

見てもらいたい部分を見てくれる方を探すのが

得策です。

円滑な取り引きを実現するスマートな買主の特徴は

当然に誠実な売主であることを求めます。

価格の大小ではありません。

 

今の時代の本質は

賢い人ほど安く買って、高く売れる時代ではありません。

これは情報が無い中だから成り立つものです。

 

今は賢い人ほど、損をしない時代です。

つまりは、きちんとしたモノを相場で売り買いし

手にした物の持つ機能や価値で充実した時間を過ごせています。

 

ここを押さえていないと

売却の方向性がズレてしまいます。

 

さて、では何にお金が掛かるのでしょうか?

次回のコラムにてお話しいたします。

私のコラムは、辞書のような使い方ができるよう

順を追って書かせて頂いております。

 

これまでの記事も、初めから読むことで

効果が出やすいようにしてあります。

是非、そのような使い方をしてみてください。

 
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