創業から数年経過して

やっと妻の両親に物件取り引きをしないことの

価値を理解してもらえた(笑)

住まい専門のコンサルタント

嶌田(しまだ)です。

 

まさかの新年一発目の相談が

妻の実家からでした。

 

あけましておめでとうございます!

その新年の挨拶もままならぬと言っても過言でもないわずか20分ほど談笑したところで、おもむろに義父から

 

「市役所から突然、測量の協力の手紙が来たんだよ」「食事が終わったら、どういうことか見てもらえる??」

 

お安い御用で!!ですよね?

 

その他にも

通知の切っ掛けになっていると思われる

近くの土地の区割りの予想と解説

 

義母からは日当たりが心配とのこと

日当たりの予測が簡単にでも、誰であったとしてもリアルにわかる

確認方法をお伝えしてきました。

 

売るでもない、貸すでもない

取り引きでもないこととなると不動産屋さんには行きにくいものですよね。

 

しかも、今回は隣地三軒

お向かい三軒も絡んでくる話し。ややこしくもあります。

 

素人では無理です・・・

 

偶然も偶然ですが

前回のコラムで触れた

測量士の初動が間違った際に起こる

失敗事例にあたります。

 

何がか?

 

これは、不動産屋の手配ミスと

測量業者の近隣挨拶を省いた結果による

近隣の方々が抱く不安です。

 

さらに、役所からの通知はもちろん購入時の重要事項説明書

および敷地資料も確認させてもらい

その場で解説してきました。

 

結論としては、見た目は義父の敷地と思われる境界から

2㎝内側となるのが正確な境界線ということ。

 

購入時の勘違いもわかったようで

義父は残念そうではありました。

 

この事実、いきなり測量の当日に言われて

あなたは、すんなりと納得がいきますか?

 

こういったちょっとした気遣いの不足は

境界に合意を得られずにご破算となる「不調」に繋がります。

 

もしも、あなたがご自身の土地を売却する際に

境界線に合意が得られなかったとします。

それは、売却金額に数十万円から時には数百万円の

評価減になることが当たり前です。

 

取り引きに関係のない方から

書面に捺印してもらうことは容易ではないだけに

どんな仕事で進めていくつもりなのかを

宣言して取り掛かってくれる不動産会社や測量士を選びましょう。

 

私事ですが独立起業からこの日まで今一つ、私の仕事の内容や効果、価値が

ピンと来ていなかった妻のご両親でしたので新年早々、良い機会に恵まれました。

次回は、義父は何故、購入時に勘違いしてしまったのか?

何があったのか?

これについて書かせて頂きます。

これもまた

売却準備で売主として把握しておくべきことです。

 
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