不動産会社の成績計上都合で月内契約を目論むのを問題視する

住まい専門の不動産コンサルタント

嶌田(しまだ)です。

 

持ち回り契約をご存知ですか?

 

売主様と買主様が契約の際に顔を合わさずに、場所も時間(時には日付け)もズラして契約書類にそれぞれが署名・捺印をして契約締結をする手法のことです。

 

買主様がまずは契約書類一式に署名・捺印。

手付金を買主様側不動産会社に渡す。(預かり証発行)

買主様側不動産会社から売主様側不動産会社に契約書類と手付金を渡す。

売主様は、買主様の署名・捺印済みの契約書類へ署名・捺印。

手付金を受領。手付金における領収証を発行。

 

近年、この契約締結手法は会社によっては禁止するほど、不誠実であり見直されてきています。

 

この手法は、不動産会社にとっては月末あたりでの購入申し込みを無理くりでも今月の業績にできる自己都合を叶えるものです。

 

時には不動産会社は、月末までに契約締結が出来ないと契約金額が下がるなどと脅すことを言い放つことがあります。

 

先日のお客様は、最大手不動産から持ち回り契約の提案がなされた挙句、買主様は買い取り専門の業者ということもあって、契約月内での契約締結が実現できない場合は契約金額が下がると言いました。

 

金額で差別するわけではありませんが、1億円弱の取り引きにおいて、この提案と進め方は本社へのクレームとなっても可笑しくないと思います。

 

お客様は買いたい物件が決まっており、今から買主を探し直すのは不安があるとのことで不動産会社を変えることも、他の買い取り専門会社をご自身で探すこともしませんでした。

 

その気持ちの不安感を見抜かれていたのかも知れませんね。

 

せめて、買主様(買い取り専門の業者)と契約前に会う機会をセッティングしてもらえるよう頼むことを勧めました。

 

会ってみてわかったことは、買い取り専門の業者は、購入金額を下げる話しは出していなかったということでした。

 

売主様曰く、あまりにも安心できる買主様だったらしく、大ごとにはしないでおくことにしたそうです。

 

これぐらいの不安ごと、無償で対処のアドバイスをさせて頂きます。

お気軽に不安解消にお使いください。

 

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