2017年02月10日
下村篤史

赤信号みんなで渡ればこわくない

下村篤史

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お寿司が好きで、よく食べに行きます。

カウンターに座っておしぼりで手を拭き、

目の前のネタを見ながら、

「おやじ!白身のうまいところ、適当に握ってくれ!」

…と言っているのであればかっこいいのですが、

私が行く寿司屋はお皿が回っています…。

そして、最初の数枚は威勢よく手を伸ばして取ります。

その後、だんだん優柔不断になります。

「味噌汁頼もうかなあ。いや、その分、寿司を食べるか。」

「この大トロ食べたいなあ。だけど一番高い絵皿なんだよなあ。」

「ウニ食べたいなあ。1,000円超えちゃうなあ。イワシで我慢かあ。」

まあ、こんなことの意思決定でしたら、

誰にも迷惑をかけませんから、

いくらでも迷っていいのですが、

不動産売買の意思決定は判断ミスをするわけにはいきません。

今日は心理学博士である榎本博明氏の著書「仕事に使える心理学」を参考に、

集団での意思決定についてのお話しです。


自分一人だけで物事を決めるよりも、

集団で決めたほうが様々な知恵が集まり、

一見うまくいきそうですが、

往々にして思いがけない方向に議論が進んでしまい、

気づいたらリスキーな選択をしていたということがあります。

各自が一人で考えたら当然否決されるような提案が、

集団ではなぜか通ってしまったりします。

このように、集団で話し合って決めるとリスキーな判断になってしまう現象を

リスキーシフトと言います。

原因としてはまず、

みんなで決めると気が大きくなる、

いわゆる「赤信号みんなで渡ればこわくない」ということが考えられます。

また、一人で決める場合と違い、各自の責任感が薄れ、

責任の分散が起こることも原因と考えられています。

対策としまして著者の榎本氏は、

集団の各メンバーに前もって個別に考えてもらうといいと述べています。

個別に考えてもらい、その時の考えを記録しておいてもらえば、

それを意識して慎重に判断することができます。


不動産の売買は失敗の許されない非常に重要な意思決定となります。

家族ならまだしも、

会社の仲間や知り合いといった集団で気が大きくなって

判断を誤ってしまったということは許されません。

一旦、一人になって考える時間を取るなど、どうぞお気を付けください。


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