2017年02月23日
下村篤史

夜逃げした不動産屋

下村篤史

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ドラマや映画の中だけの話と思っていたわけではありませんが、

自分の周りで夜逃げ(と思われること)が起きるとは考えたこともありませんでした。

今日は5~6年前の私の体験を書かせていただきます。


当時、東京都の西部にある、

3階建て全9室の小さい賃貸マンションに住んでいました。

その物件を紹介してくれた不動産屋は、

内装がおしゃれなインドネシア風で、

私と同い年の男性が1人でやっていました。

入居の際、テレビが映らないので相談したら駆けつけて来てくれたり、

職場に鍵を忘れた時や、

夜中にうるさい隣人の対応をしてくれたりと、

いろいろと親切にしてくれ、

話も合いましたので一緒に飲みに行ったこともあります。

3年ぐらい経った時、

部屋の出窓の蝶番が壊れ、

開けることができなくなりましたので不動産屋に相談すると、

「では業者を呼びますが、いつにしましょうか?」

と変わった様子もなく、すぐ対応してくれました。

約束の日、もうすぐ業者が来るという時、

不動産屋から電話がありました。

「前のお客さんに時間がかかってしまい業者が遅れるようです」

とのことでしたので、

目途が立ったら連絡をもらうようにしました。

しかし、一向に連絡が無いので、

「おかしいなあ」

と思い、翌日電話しましたがつながりません。

店も閉まったままです。

仕方がないのでマンションの隣に住んでいた大家さんに話すと、

どうも夜逃げをしてしまい、居場所がわからないとのことです。

大家さんの話によると、

私は家賃は毎月、大家さんに直接払っていたのですが、

「滞納しそうだなあ」と思われる住人の家賃は、

その不動産屋が現金で回収し、大家さんに渡していたそうです。

そんな住人が2~3人いて、

半年分の家賃が滞っていたので、

大家さんが不動産屋に催促したところ、夜逃げをしたという話です。

そうです、不動産屋は回収した現金を大家さんに渡さず、

自分で使ってしまっていたのです。

大家さんが住人に聞くと、

家賃は毎月きちんと不動産屋に払っていて、領収書も持っていました。

全部で100万円ほどを持ち逃げされたということで、

弁護士にも相談したそうですが、結局泣き寝入りのようです。

その後、不動産屋の店舗は1年ぐらい経ってから、

ようやく看板等が外され、「テナント募集」の張り紙が出ました。


噂の域を出ませんが、後に聞いたところによると、

その不動産屋には奥さんと子供が3人いたにもかかわらず、

ギャンブル依存症のようなところがあり、

かなりの借金があったみたいです。


普段は大変親切だったので、今でも信じられません。

春はお別れの季節と言いますが、

こんな別れは嫌ですね…。

ちなみにこの出来事が春だったかはもう覚えていませんが。





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