2017年01月27日
白根 壽晴

シニアは丘から降りてくる?

白根 壽晴

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皆さん、こんにちは!

CFP・税理士の白根壽晴です。

大寒の寒さが厳しい今日この頃です。


私の住まいがある東京郊外の冬の最低気温は、都心と比べて感覚的に3℃くらい低いように思います。

また、最近の家屋は断熱効果が高まっているようですが、

一昔前の戸建て住宅と最新のマンションでは、室内の気温差=暖かさ・快適さに大きな差があります。


さて、東京の京王電鉄が、

郊外の多摩市にある聖蹟桜ヶ丘駅前にサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)を開業して、

沿線に住む高齢者の住み替えを促進する事業が進行中という記事が掲載されていました。

(平成29年1月19日付日本経済新聞朝刊)。


多摩市は高度経済成長期に開発された「多摩ニュータウン」が有名ですが、

複数の私鉄沿線では自然を生かした田園都市をイメージする大規模な住宅地の造成が続きました。

その中でも、比較的高所得層向けに開発された戸建て住宅は、

敷地面積が50坪以上の設定で、70~80坪というような大型で高級な戸建て住宅が続く一角もあります。


分譲時には30~40歳代のニューファミリーだった住民も、

いまや70歳前後になって子供が独立し、夫婦二人きりで暮らす世帯も増加しています。

すでに紹介されたような(サ高住)や有料老人ホームに入居されて、

元の住まいだった戸建て住宅を売却したり、

空き家状態になって子供が掃除などの管理するような場合も増えてきたようです。


都心から私鉄に乗って西または西南の方角へ20~30分ほど行った郊外は、どの沿線も丘陵地帯にあたり、

最寄り駅に出るには徒歩でも往復のどちらか一部は上り坂になることが普通です。

また、駅からバスを使う場合も少なくありません。米国L.A.のビバリーヒルズではないですが、

緩やかな丘と日当たりの良い坂道は、郊外の高級住宅地をイメージする材料でした。


現在のシニアの方々が若い頃は、住宅の広さを優先して、

「通勤や買い物に多少不便でも自分が我慢すれば・・・」と、

郊外の高台暮らしができたかもしれません。


でも、現在の若い世代は、コンビニに代表される便利さに慣れて成長しましたから、

住まいも利便性を追求して、

「郊外・高台・戸建て」住宅にシニア世代ほどの魅力を感じないかもしれません。


今は若くても、誰でも平等に年を取ります。

不動産の将来性の分析には、所在する地域の人口動態や発展性に加えて、

これからの若年層の好みや嗜好の研究も必要なようです。  

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