2017年05月26日
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積水ハウス、「ごみゼロの日」に自社DBと連携した新システムに移行

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※プレスリリースより


 積水ハウスは25日、これまで自社で培ってきた戸建て住宅と賃貸住宅の情報をデータベース(DB)化した「邸情報データベース」と連携する新システムへ移行すると発表した。


 目的は施工現場における廃棄物の削減と回収、再資源化を図るゼロエミッションの強化を図るためで、移行日は「ごみゼロの日」にあたる5月30日から。
 システムの運用は、同社の自社建築工事が対象となるが、今後、グループ間で緊密な連携を図りリフォーム工事、アフターメンテナンス工事へ対象を拡大していく予定という。


 住宅施工現場から出される廃棄物は少量だが施工現場数が非常に多く、回収時期が特定し難いという特徴があった。
 新システムはこれを解決するためのもので、同社版のビッグデータ「邸情報データベース」と緊密に連携したWebベースの効率的な収集システム「ぐるっとPass」を構築することで、施工現場の工程に合わせた収集が可能になるという。


 そもそも同社では廃棄物回収管理の基幹として、2004年に電子メールを利用した電子管理システム「ぐるっとメール」を開発、運用してきたが、今年1月に同システムをスマートフォンの普及を前提としたクラウドシステム「ぐるっとPass」に刷新した。



※プレスリリースより


 今回、データベースと新システムを連携させることで工程の進捗や施工現場へのトラックの配車状況などの情報が一元的に把握できるようになる。
 例えば、工場から施工現場へ出荷に向かったトラックが積み荷を届けた後、帰路道中の施工現場に立ち寄り、廃棄物が一定量たまっていれば空になったトラックの荷台に資源を回収して工場へ持ち帰るなどの融通がきくようになる。
 こうしたビッグデータを活用することで、昨今のトラックドライバー不足などにも対応する。



※プレスリリースより


 実際にマテリアルリサイクル率を高めるためには、分別数を増やす必要があり、一般的には4種類程度の分別が行われているが、同社の施工現場では27種類に細かく分別されている。

 ただ、分別が多くなるほど、どこの施工現場で発生したどの種類の廃棄物であるかを区別・把握することが難しくなるが、新たにQRコードシステムを導入することでそうした課題をクリアした。
 これにより、資源回収に関する確実性・信頼性の向上やコストの削減を実現するほか、施工現場での作業低減による働き方改革、資源回収にかかる配車の効率化による省力化・CO2排出量削減にも対応する形となる。


 こうしたゼロエミッションの取り組みの進化により見込まれることとして、同社は次の5項目を挙げている。


・社員へのiPad配備により、施工管理に利用するデバイスが統合でき利便性が向上する


・クラウド上の地図アプリなどと連携し、物件情報と連動することで、配車の合理化などへの活用


・QRコードの発行枚数と使用枚数、商品ごとの廃棄物量の分析など各種の分析データを支店・開発部門・
 工場などへフィードバック。グループ各部門の緊密な連携により環境活動をより強力に推進


・ICタグ特有の専用機器利用に伴う電波帯やセキュリティ規格の変更などに左右されない、QRコード利用による管理の簡素化


・物件の位置情報、廃棄物積載量、使用車両情報、移動距離情報などのビッグデータを利用し、静脈物流におけるCO2排出量を把握し、CO2(燃料)基準で最適化した自動配車システムへ適用

 

 今後の取り組みについて、同社では、環境大臣認定「エコ・ファースト企業」として積水ハウスでは、当社グループで展開する「邸情報データベース」を有益なビッグデータととらえ、またポータブルスマートデバイスの活用を徹底することで、今後も社会的な課題解決に取り組んでまいります、としている。

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