不動産賃貸業大手のレオパレス21は6月16日、同社基幹商品の賃貸住宅ブランド「MIRANDA(ミランダ)」と「CLEINO(クレイノ)」が「防犯優良賃貸集合住宅認定事業(防犯優良賃貸)」の認定を取得したと発表した。

「防犯優良賃貸」ロゴマーク  ※プレスリリースより

 これは、全国防犯協会連合会およびベターリビングが創設した認定事業。
 安心安全なまちづくり・暮らしの実現に寄与することを目的に、認定事業者が防犯基準に適合した賃貸集合住宅を防犯性の高い賃貸集合住宅として認定、登録するというもの。

 同社の基幹ブランド「MIRANDA」「CLEINO」が、規格化された賃貸集合住宅で設計・施工・管理の方法などが防犯優良賃貸としての要件を満たしていることを審査・認定され、今回「シリーズ認定」を取得したという。

 シリーズ認定の対象商品となった一例として、「MIRANDA」では、メイクもできる独立洗面台を居室に配置した「Arma-L(アルマーレ)」、ロフトとクローゼットの収納スペース「DUAL-L(デュアルエル)」などが対象となった。「CLEINO」では、「PROFEED」「PROFEED Alta」などが対象となった。

 
 なお、防犯優良賃貸集合住宅として登録されるためには、シリーズ認定に基づいた仕様で設計され、配置・外構計画について、竣工時に現地審査を受ける必要があるという。

 「防犯優良賃貸」のシリーズ認定を受けた特長として、例えば、屋外設備の仕様で言うと次のような点になる。
 敷地への出入り口を明確にし、不審者の侵入を防ぎ、共用部入り口までの動線を明確にすることで不審者を発見しやすくしている。
 玄関までの動線を明るくし防犯カメラを設置することで、不審者が侵入しにくい。
 建物裏手へ侵入しにくい対策を施し、建物の死角に不審者が侵入することを防ぐ。
 駐輪場は1台ずつ施錠可能にし、盗難を防止している、などである。

屋外設備     ※プレスリリースより

 屋内設備の仕様では、不審者が侵入した際に、周辺へ異常を知らせる。
 外からの目線を気にせず洗濯物を干せる。
 簡単にこじあけられない玄関扉。破られにくい開口部、などが特長として挙げられる。

屋内設備   ※プレスリリースより

 こうした認証事業の背景には、防犯性能に対する一般のニーズの高まりがある
 国土交通省の「住生活に関する調査」(出典:国土交通省「平成25年住生活総合調査」)によれば、住宅・居住環境における評価として「治安、犯罪発生の防止」が「最も重要と思う」または「次いで重要と思う」と回答した人が35.5%でトップになっている。

 
 また建築研究所が実施した調査(出典:国立研究開発法人 建築研究所「賃貸集合住宅の防犯に対する女性の意識調査報告(2014年)」)では、賃貸集合住宅に住む女性の75%以上が専用部分(住戸内)および共用部分の防犯対策として「月々の家賃に上乗せしても良い」と回答している。
 この上乗せ部分の家賃の平均値は3250円(専用部分)、2388円(共用部分)という。

 防犯対策に関する今後の取り組みとして、同社では、防犯性能の高い住宅を求める入居者様、オーナー様のニーズに応えるため、業界で初めて賃貸物件にクラウド型防犯カメラサービスを導入し、防犯対策の強化を行っております。また防犯カメラの他にも防犯・火災監視・非常通報を標準装備した本格的な「ホームセキュリティ」を導入しており、ホームセキュリティ導入済の物件は28万戸(2017年5月現在)を突破しています、としている。

 
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