民泊運用代行サービス「民泊スイッチ」の運営などを手掛けるスイッチエンターテイメントは7月3日、民泊物件の立ち上げサービス「立上花子(たちあげはなこ)」の提供を開始したと発表した。

※プレスリリースより

 これは、新しく民泊を開始しようとする個人や民泊運用代行会社に対して、民泊物件立ち上げに必要な家具家電の設置から部屋のコーディネートに至るまで、民泊物件の立ち上げに必要なサービスを提供するというもの。

 民泊データ分析を手がけるメトロデータおよび民泊専門メディアのAirstairなどの分析によれば民泊物件数は2016年11月に4万件を突破したという。さらに今秋には6万件に届くであろうと見込まれている。
 2020年の東京五輪・パラリンピックに向けてさらなる訪日外国人数の増加が期待されるなか、同サービスは増加する民泊物件立ち上げの需要に応えるものといえる。

 個人が民泊物件の立ち上げの作業を行う場合、家具家電の購入やアメニティの拡充、部屋のコーディネート、運搬作業などを自ら行う必要があり、膨大な工数とイニシャルコストがかかる。

 同サービスは、そうした面倒で煩雑な民泊物件立ち上げについて、単にコストを抑えるだけでなく、運営面でも手軽にできることが最大の特徴といえる。
 このコストを抑えられる理由は、中古家具家電をリニューアルして室内をコーディネートしているためで、それによってイニシャルコストを最小限に抑えることができるという。

 主に、同サービスのプランは2つ。
 1つが、民泊運用に必要な家具家電を格安で提供して設置する基本プラン。
 もう1つが部屋のデザイン・コーディネートまで行う完全立上代行プラン。
 いずれも上質なサービスをリーズナブルな値段で受けることができるという。

 同サービスの発注依頼は電話、もしくはホームページの問い合わせフォームから受け付けている。

 同社では、現在対応エリアは「東京23区近郊、神奈川県北部エリア」となっているが、順次対応エリアを拡大していく予定、としている。

■サービスサイト
 http://tachiage-hanako.biz

 
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