家電メーカー最大手のパナソニックは7月13日、テレビドアホンVL-SZ50シリーズ2機種(VL-SZ50KP、VL-SZ50KF)を9月14日から発売すると発表した。月産台数は1900台を予定している。

※プレスリリースより

 新商品は、カメラ玄関子機に広角レンズを搭載し、玄関周りを広範囲に確認できる約5型ワイド液晶のテレビドアホン。

 約100万画素のカメラを採用し、画質を向上させた。
 広角レンズの搭載により、ワイドな撮影画角を実現した。
 来客画像を約2倍にズームすることも可能で、ズーム画面を移動できるパン・チルト機能で、見たいところをしっかり確認できることも特長となっている。

 来訪者を動画でSDカードに保存でき、そのSDカードに録画した来客動画をパソコンに保存・再生することも可能。SDカードに1件約30秒の動画を最大3000件まで録画することができる。

 モニター親機の本体メモリーに、約1秒おきの連続画像(最大8枚録画50件まで)も保存可能。
 玄関子機にLEDライト(照明用ランプ)を搭載しており、夜間でも約50センチ先までカラー画像で映り、来訪者を確認できる。

 増設モニター・カメラ玄関子機増設で室内通話や簡易2世帯の対応が可能。

 SZ50KPのみとなるが、アルミサーキュラーライン仕上げのスタイリッシュなカメラ玄関子機を採用している。

※プレスリリースより

 その他の特長として、モニター画面表示(赤点灯)と通知音で知らせる「住宅用火災警報器連動」、モニター親機から離れた場所で呼び出し音を鳴らせる「呼出音増設スピーカー接続」、操作や設定がスムーズにできる「操作ガイド表示」などがある。

 ドアホン親機の電源は、AC100V(50Hz/60Hz)。消費電力は、待受時が約1.4W、動作時が約8.5W。
 画面表示は、約5型ワイドカラー液晶ディスプレイ。外形寸法は、高さ186×幅161×奥行23mm(突起部除く)。質量は、約540g。取付方法は、露出壁掛け(壁掛け金具付属)。

 カメラ玄関子機の電源は、モニター親機より供給。外形寸法は、高さ131×幅99×奥行26.5mm(突起部除く)。質量は、約220g。取付方法は、露出型:JIS1個用スイッチボックス適合。撮像素子は、100万画素。最低被写体照度は、1ルクス(カメラから約50cm以内)。照明方法は、LEDライト(照明用)。

 昨今、モニターで来訪者が確認できないことへの不安を感じるユーザーが多く、玄関周りをしっかり確認できるテレビドアホンが求められているという。

 同社では、玄関周りを広範囲にはっきりと確認でき、録画機能が向上した本製品を、幅広いユーザーに訴求していきます、としている。

 
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