パナホームは8月4日、換気・空調システム「エアロハス」の採用住宅を拡大したと発表した。

エアロハスの採用でエアコンや垂壁が無くすっきりと広がるダイニング ※プレスリリースより

 
 同システムは、今年4月発売の戸建住宅のフラッグシップ商品「カサート プレミアム」に標準装備している。8月から制震鉄骨軸組構造の「カサート」シリーズにもオプションで展開を図っていく。

 エアロハスは「専用エアコン+換気システム」による同社製の換気・空調システムのことで、家中を快適な温度に保ちながら、自然の力(地熱)の活用と各室を温度センサーで制御することで、快適性と省エネを実現。ZEH(ネット・ゼロ・エネルギーハウス)の対応も可能だ。

エアロハスによる換気・空調のイメージ  ※プレスリリースより

 システムの特長は、家の中の温度ムラが少ない温度バリアフリーと、好みに応じた部屋ごとの温度調整が可能という点。また、花粉やPM2.5、さらに細かいPM0.5(粒径が0.5μm以下の微小粒子状物質の総称)にも対応できる空気浄化能力に加え、こだわりのカビ対策が挙げられる。

 また地熱利用、各室温度調整、高断熱な建物などによる光熱費の低減、室内に壁付エアコンがない、屋外にエアコン配管がないなど、デザインのノイズレスを実現した。

 同社によれば、今年4月発売以降、7月までに約60棟を受注したという。
 当初は年間100棟が目標だったが、その過半を4カ月で達成、進捗率は180%に及ぶという。

 これまでの発売後の商談・受注結果などから、住宅購入を検討しているお客は空気環境にも高い関心を持っていることが分かったという。

 お客からの評価のなかで、とりわけ温度調整機能や空気浄化機能、省エネ性能については、総じて好評を得たことが、採用拡大の動機になっているという。

 まず、温度調整機能についての評価のポイントとして、家族の好みの温度に合わせて、各個室の温度設定が可能で、気持ちよい季節や長期不在時には、空調を止めることができること(おでかけ設定)。
 同機能については年配者からの支持が多く、ヒートショックの経験のある人、医療機関勤務者、ペットのいる家庭からも高評価を得たという。

 次に、カビ対策についても評価された。
 超高性能フィルターの「HEPAフィルター」でカビ胞子を低減。ダクト内は常に換気の気流があり、カビが着床しにくい、といった点がある。

 また手入れが簡単なことも高評価につながった。
 HEPAフィルターは浄化能力が高いにもかかわらず掃除は半年に1回で済む。
 評価したのは、小さな子供のいる家庭、医療機関勤務者、アレル物質や花粉が気になる人など。

 そして、省エネ性能についても高評価を得た。
 評価のポイントは電気代が安いこと。
 地熱利用、各室温度調整、エコナビなどにより、一般的な全館空調よりも電気代を56%低減(同社試算)。

 ほかに、デザインのノイズレスという点も評価された。
 各室の壁付エアコンが不要で見た目がすっきりし、室外機が1台で済むため、屋外に各室のエアコン配管がないといった点になる。

 同社では、より多くのお客さまに「空気の質」を極めた健康・快適なくらしをお届けするため、今後、「エアロハス」の対応商品の拡大と同時に、目に見えない空気をお客さまにご理解いただけるよう、体感拠点の整備を進めていきます、としている。

 
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