新生銀行は8月22日、インターネットを介した対面式による住宅ローンのビデオ相談を開始したと発表した。

 これは、住宅ローンの相談窓口を拡充することを目的としており、米マイクロソフト社が提供するインターネットでのビデオ通話サービス「Skype(スカイプ)」を介して、住宅ローンセンターの社員がお客と対面方式で相談を行うというもの。

 Skypeを利用した住宅ローンのビデオ相談の導入により、近隣に同行店舗がない、空いた時間に住宅ローンの相談を行いたいといったお客がわざわざ来店することなく、自宅のパソコン、スマートフォン、タブレットなどから手軽に住宅ローンの専門スタッフとローン相談を行うことができる。

 端末の画面上では、住宅ローンシミュレーションの結果画面や資料をリアルタイムで共有でき、店頭での相談と変わらない住宅ローン相談を受けられることが特徴といえる。

 
 また住宅ローンの選択についてはお客ごとの個別性が高いので、検討当初から経験豊富な専門スタッフと相談することで効果的なローンが組める。

 ビデオ相談の手順として、お客は同行のウェブサイト「個人のお客さま」の住宅ローンのページから希望の相談時間を予約、同行から自動送信される確認メールに記載されたURLにアクセスするだけで、相談画面を立ち上げられる。

 次のステップとして、確定した相談日時と「新生銀行の会議のリンク」がメールで送られてくる。

 約束当日の時間になったら、「新生銀行の会議のリンク」へお客から連絡をとる。同行からはお客のSkypeには連絡しない。

 最短で1時間後の予約を受け付けられるのが特徴で、お客がSkypeのIDを取得するなどの手続きは不要という。予約可能日時は12月31日~1月3日を除く毎日で、時間は10時から18時まで。予約は1時間単位となる。

 今後の展開について同行では、今後もSkypeを含めたIT技術の活用を一層促進し、お客さまに寄り添った、手軽で質の高いご相談を行えるよう、サービスの向上に積極的に取り組んでまいります、としている。

 
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