エリア開発、オフィス、商業施設、分譲・賃貸マンションなどを手掛ける安田不動産はこのほど、東京都中央区日本橋浜町に複合ビル「Hama House(ハマハウス)」と1961年に建てられた建物をリノベーションした「HAMA1961(ハマ 1961)」を9月9日にオープンすると発表した。

※プレスリリースより

 「Hama House」は、書店兼カフェやクリエーターが集まるスモールオフィスなど、街の新拠点を目指す複合ビルで、全国各地で地域おこしや場のデザインなどを手掛けるgood mornings(グッドモーニングス)が全面プロデュースし、設計はオンデザインパートナーズが行った。

 コンセプトは、この街の新旧住民や働く人、街を訪れる人たちが集う場所「街のリビング」。

 1階は開放感あふれる書店兼カフェ、2階はキッチンスタジオとgood mornings本社オフィス、3階は個性あふれるクリエーターが集うスモールオフィス、屋上には会議も可能なルーフテラスを配している。天井高が5メートルある開放的な1階空間や、浜町の街に映える全面ガラス張りのフォトジェニックな外観が特徴となる。イベントや会議など、多様な人々の交流地点としての役割も期待されている。

※プレスリリースより

 「HAMA1961」は、1961年に建てられた建物の雰囲気を活かしながらリノベーションを行った。設計はオンデザインパートナーズが担当した。
 1階にはフランス・パリで人気のステーショナリーブランド「PAPIER TIGRE(パピエ ティグル)」の直営ショップが日本初オープンする。

※プレスリリースより

 文房具を中心としたデザインプロダクトの販売に加え、本格的な日本茶を提供する飲食スペースも併設する。

 

 2階部分は国内だけでなく海外でも活躍するデザインスタジオなどが拠点としてオフィスを置く。

 これまで同社は日本橋浜町エリアで多くの物件を手掛けてきた。
 ミシュランガイド東京2017で「ビブ グルマン」に選ばれた蕎麦屋「浜町かねこ」や、讃岐うどんの名店「谷や 和」、本格的な料理とワインが堪能できる人気の立ち呑みフレンチ「富士屋本店 日本橋浜町」など、昔の雰囲気を残しつつリノベーションされた店舗建築が街の新たな魅力を創出するのに一役買っている。

※プレスリリースより

 また2019年には「浜町 3-20 計画」として、小田急電鉄子会社で、各地で個性的なホテル展開をするUDSが企画・運営する新業態のホテルが完成するほか、「浜町3-17計画」のソーシャルアパートメントも2019年3月に竣工予定となっており、日本橋浜町エリアでの開発はまだ続く。

 同社では、今後も日本橋浜町のさらなる展開を仕掛けていきます、としている。

 
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