不動産賃貸業大手のレオパレス21は9月25日、入居者向けの生活サポートサービスとして新コンテンツ「LEO SUPPORT(レオサポート)」を開発、10月15日より公開すると発表した。

チャットタイプ 対話イメージ  ※プレスリリースより

 これは、AI(人工知能)を使って、入居者からの質問などをチャット形式で回答するというサービス。

 
 これまで同社が蓄積してきた入居者からの相談・質問の膨大なデータをもとに構築したよくある質問(FAQ)と、AI対話エンジンを活用して、お客の質問にAIチャットで回答するコンテンツとなる。

 今回、ソフトウェア開発・人工知能事業などを手掛けるAI insideと、音声認識技術「AmiVoice(アミボイス)」を組み込んだ音声認識ソリューションの企画・設計・開発などを行うアドバンスド・メディアとの共同開発によるもので、同コンテンツは、入居者の生活を総合的にサポートする入居者専用アプリ「LEO LIFE」へ搭載されるという。

 同コンテンツでは、入居者からの部屋に関する相談や、各種サービスの問い合わせ・手続きなどの質問に対し、同社マスコットキャラクター「レオパリスくん」がフレンドリーに回答する。

マスコットキャラクター「レオパリスくん」

※プレスリリースより

 この対話を通して解決に導く「チャットタイプ」と、一問一答形式の「掲示板タイプ」の2種類を用意する。

掲示板タイプ 対話イメージ  ※プレスリリースより

 同コンテンツの基本性能は次の6つ。

①サポート対話機能
②雑談対話機能
③リンク機能(WebサイトのFAQへのリンク)
④メモ機能(質問した内容の保存が可能)
⑤過去の履歴、回答検索機能
⑥背景設定機能

 複雑な質問については、レオパリスくんが質問を投げかけ、原因や適切な回答を絞り、回答の精度を高めていくという。これらの回答をデータとして蓄積していくことで、AI対話エンジンの精度を向上させ、入居者の求めている回答をいち早く提示し、入居者とのより良い関係性を構築してくという。

 そのほかに、雑談対話機能・会話履歴参照機能・回答保存機能・背景設定機能など、入居者の生活をサポートする基本機能を充実させることで、入居者の利便性の向上を目指す、としている。

 
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