住まない実家は売却を決断!  関さんの場合

ご家族の状況]○依頼者   関さん(女性・60才代) ・職業 無職○家族関係  長女(本人)、甥2人(代襲相続人)       ○家系図 別途[問題]誰も住まない自宅は金食い虫関さんの父親は、昨年亡くなり、土地、建物など財産は関さんが相続しました。関さんは父親とは同居をしておらず、独身のため、一人暮らしです。高齢になった父親の世話をする必要もあり、フルタイムの仕事をすることはできませんでした。母親は20年も前に既に他界しており、妹も亡くなったため、自分の相続人は二人の甥です。父親の相続財産のなかで大きな割合を占める自宅不動産をどうするかが課題でした。自分の住まいとは離れている上に、住まない父親の家を持っていても収益もなく、所有することで固定資産税などの税金が掛かるだけです[対策1]住まない家は売却建物を壊してアパートを建て、不動産収入を得る事も検討しましたが、なにより、関さんの住まいと離れていることから、思い切って売却して、立地のいい地域で収益不動産(賃貸マンション)を購入する事を提案しました。父親の家は、閑静な住宅街にあり、面積は180坪ほどあります。二方が道路に面した整形地なので、建て売り住宅に適しています。そうした好条件が幸いし、ほどなく売却ができました。[対策2]4つの賃貸マンションに分ける賃貸経営は、ひとつにまとめるよりは、分けた方がリスク分散ができると判断しましたので4つの賃貸マンションに分けて購入し、それぞれ賃借人も決まりました。物件を選ぶ基準は、駅に近く環境もよいこと、売却するにも流通しやすい価格帯にすることなどです。毎月、安定した賃料を得ることができ、生活の基盤も確保できるようになりました。売却で得た金銭を貯金し日々の生活費として切り崩していくようであれば、預金が減る不安がありますが、毎月安定した収入を得るようになったことで、精神的な不安からも解消され、落ち着いた生活を取り戻すことができたと喜んで頂きました。

 
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