みなさま、こんにちは。

㈱夢相続、相続コーディネート実務士の曽根惠子です。

私は30年前に不動産コンサルティング会社にて創業し、相続の取り組みも始めました。

今までに1万3000人以上の方から相続相談を受けてアドバイスし、実務のサポートもしております。

相続のご相談はおひとりおひとり違いますので、本当にさまざまです。


そうしたご相談の一部をご紹介していきます。

「相続税は、専門家によって、違う?!」

Kさん(40代女性)は母親(70代)の代わりに相談にこられました。

今月、独身の叔父(60代)が亡くなったため、姉である母親が相続人となり、
相続税の申告手続きが必要になったということです。

母親の実家は、土地持ちの資産家の家系で、長男、次男が若いころに亡くなって
しまったため、三男の叔父が跡取りとなり、実家を相続しました。

祖父が15年前、祖母が10年前に亡くなりましたが、節税対策として土地活用を
していたため、祖父母の相続税はそれほどかからなかったといいます。

叔父が所有している土地は15か所、5000坪ほどあり、ほとんど賃貸マンションや
貸店舗として賃貸しています。そのため建築した建物については融資を受けており

現在でも6億円以上の借り入れが残っています。

融資元の銀行の担当者から、概算ではあるが土地評価は10億円という一覧表を
もらい、母親とKさんは驚いてしまい、どうしたらいいかと困ってしまいました。


相続税は1億7000万円となります。



相続税を払う現金はほとんど残されておらず、なおさら不安になりました。

ところが、持参された固定資産税の納付書をもとに確認しても、10億円には
なりません。



そこで土地の公図や登記簿謄本を取得することをお勧めして、もう少し

詳細な評価をしてみました。

結果、不動産は7億円となり、負債や基礎控除を差し引いて計算すると



相続税は800万円位になりました。




さらには、これから不動産の現地調査をすることにより、

減額の要素も見つかるはずですので、


相続税はさらに減らせるはずです。


これを聞いてKさんは、「相続税の申告はなんとかなりそうだと安心した」と。
銀行とは言え、不慣れなところが相続財産の評価をするとこれだけ違うのかと

驚くばかりです。



Kさんや母親はそのまま受け止められて、とても不安に感じていたという

ことでしょう。

最初にKさんにお話ししていたのですが、課題は相続税よりも、

資産の収支バランスだと言えます。

財産も収入も多いのですが、返済も多く、

ほとんど手元に残らない現状です。



今回、収支バランスを見直すことが必要だとお伝えしてあります。


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◆ 相続コーディネート実務士から 
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相続の実務経験があれば的確なアドバイスができます。
最初に相談に行くところで不安が倍増することにならないよう、

実務経験が豊富なところを選択されることをお勧めします。

【ポイント】 相続税の申告は相続に慣れた専門家を選ぶ


【ポイント】 土地は一箇所ごとに評価を出し、広い土地は広大地を検証する  


 
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