2017年01月14日
リビンマガジンBiz編集部

47億5000万円 東京・文京区で売却の豪邸は何から何まで謎だらけ

リビンマガジンBiz編集部

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東京都文京区で売り出されていて、

そのあまりの豪華ぶりと47億5000万円という破格の金額が注目を集めている豪邸。


中世ヨーロッパの宮殿を思わせる浮世離れした豪華なつくりと調度品だけでなく、
完成後1年以上も未使用のまま売りに出されることや、近隣相場から大きく逸脱した金額もあり憶測が拡がっている。


現在までに物件を所有するといわれる都内在住の医師や、
仲介を担当する不動産会社ともに取材には応じておらず、謎は深まるばかりだ。






完成後1年も未使用の謎


「ネットで見て凄い豪邸があるなと思って調べたら、近所のあの家だったので驚いた。いくらなんでもあの金額は…」とは話題の物件から数件軒を隔てた住民だ。


物件があるのは文京区内の閑静な住宅地の一画。山手線・巣鴨駅から徒歩数分の抜群の立地で、周囲には企業経営者や開業医などの邸宅が立ち並んでいる。


元々は工具メーカーの創業家が所有していた土地で、数年前に相続が発生し売りに出され現在の所有者の手に渡ったという。以前は美しい和風庭園を備えた日本家屋があり、取り壊しを前提に売却が決まった時は、近所の住民から「なんで売ってしまうの」と残念がる声が上がったという。


そこに新たに建てられたのが欧風の宮殿を思わせる現在の建物だった。

建築工事時には騒音をめぐって近隣の住民とトラブルがあったようだが、2015年秋ごろに完成。


しかし近隣の住人によると完成後も使われている様子はなかったといい、サイトに掲載されている物件情報でも完成後未入居となっている。


「カーテンは閉めたままで、使われていない玄関口には風でゴミが吹き溜まっていた。なんだか、幽霊でも出そうな雰囲気だった」とはいつも豪邸の前を通る近所の主婦。


「使わないなら、なぜ建てたの」と首を傾げる。



相場に合わぬ売却価格


また希望売却額も異様だ。

周辺物件を扱う不動産会社数社に確認したが「高過ぎる」と口をそろえる。

「周辺の相場だと土地代で10億円前後、上物(建物)を入れても15億~20億円ぐらいじゃないでしょうか」とは地元の不動産会社の見立てだ。


「家だけでなく、海外のアンティーク家具なども一緒に売られているので高く見積もったのか…結局は売主の(希望する)出し値しだいなので」とは同じく地元の不動産会社の社員だ。みな一様に価格の根拠がわからず困惑気味だ。


一般の不動産検索サイトで買い手を募集するやり方も不可思議だ。


47億円を超える住宅を購入できる人は限られており、広く一般に向けて探すのには向いていないからだ。


ましてや大理石を使ったと思われる宮殿風の作りで、あしらえてあるアンティーク家具も含めて維持管理には手間がかかる。よほどの愛好者にしか買えない物件といっていい。


不動産会社は取材に応じないため、これまでに購入希望の問い合わせがきているかどうかは不明だ。

絢爛豪華さや物件価格など、どこをとっても謎だらけの豪邸。


話題を聞きつけた物件周辺にはスマホを片手に撮影する人もあらわれており「このまま観光施設にしたらいい」といった声もあった。


閑静な住宅地に降って湧いた熱い話題に、しばらく注目が続きそうだ。


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