2018年03月22日
リビンマガジンBiz編集部

物件情報の入力代行 会社を選ぶ2つのポイント

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不動産業務の現場では、物件入力などデータの打ち込み作業がたくさんある。「物件入力業務は煩わしい」と感じる企業に対し、打ち込み業務を代行してくれる会社が数多くある。では、どのような会社に頼めば良いのだろうか。それぞれの特徴を把握してから、自社の業務にあった会社を選びたい。(リビンMagaZine Biz編集部)




(画像=写真AC)


アップシェア 不動産実務から見えた入力代行の必要性


不動産業務における物件情報の入力作業は、重要な作業でありながら、ノンコア業務であるため、大きな負担になっていることが多い」と語るのは、アップシェア(横浜市港北区)の稲井田顕章代表だ。


稲井田社長は同社を2008年に創業した。不動産会社HPの制作業を提供する中で、不動産会社の社員にとって物件情報の入力作業が大きな負担になっていることを知った。


「外部からはわからないが、もっと喜ばれるサービスがあるのではないか」稲井田氏は、業務の実情を知るため不動産会社に出向し、現場目線で不動産実務に接したという。


「物件情報の入力は早くても20分ほどかかります。また、賃貸では更新作業が頻繁に発生する。営業のほかにもこんな仕事があるとは、大変な環境だと感じました」(稲井田氏)




アップシェア 稲井田顕章社長(撮影=リビンMagaZine Biz編集部)



こうして、同社で2013年中国大連市に現地法人を立ち上げ、オフショア(海外拠点)環境での物件情報入力代行事業を開始した。


「物件入力業務のためだけにアルバイトを雇っている不動産会社も多くあります。しかし、入力の仕事がない場合や、少ないときは無駄になっている場合も多い。入力代行であれば従量制なので無駄が少ない」(稲井田氏)


また、稲井田社長は「物件情報入力にはあらゆるテクニックや知識が必要となる」と、アルバイトなど誰にでもできる業務ではないと主張する。例えば物件情報チラシの読み方だ。チラシに書かれている値段や文言、表現方法や情報の位置などは統一されていない。これらを正確に読み取り、入力していく作業は専門的な知識が必要となる。また、入力ミスも許されない。物件の価格や情報に誤りがあると、思わぬトラブルを引き起こしかねないのだ。


稲井田氏は「入力代行会社はたくさんあるが、不動産に関する専門知識を有している会社は数社しかない」と語る。



同社では中国で入力代行し、日本でチェック体制をとっている。

価格の安い業者に頼むと、チェックの工程を省かれることが多いという。不動産は情報命だ。金額の打ち間違えや広告の不当表示になりかねないような情報を未然に防ぐ体制がある会社に任せたい。



WANNAGROW 不動産業経験者の主婦を活用


WANNAGROWワナグロウ:東京都文京区)は、主婦を中心とした在宅ワーカーを活用したテレワーク(遠隔業務)サービスを提供している。コスメや美容に関するウェブコンテンツの制作や、ウェブデザインを手掛ける。不動産会社からの物件情報の入力代行依頼も多い。


同社に登録している主婦は1,000人を超える。皆、厳しいテストの合格者だ。

登録の問い合わせからテスト・面接を行うと、最終的な合格者は10%を切るという。


「納品期限や入力精度を保つためには、厳しくふるいにかけなければなりません」と語るのは瀬野亮英代表だ。




WANNAGROW 左:山本晃大代表 右:瀬野亮英代表(画像提供=WANNAGROW)



登録している主婦の中には、不動産業経験者も多い。

「本当は働きたいと感じていても、小さなお子さんがいる場合や、親の介護で離れられない人など、様々な理由で登録している方がいます」(同社・山本晃大代表現場復帰を望んでいる主婦にも、活躍の場を提供している。


不動産業経験者には、物件情報入力の管理責任者としてプロジェクトを指揮してもらう。こちらも入力情報のミスや、誤りを極力減らす体制を構築している。


瀬野氏は、入力代行のメリットは「作業効率が落ちない点」だと語る。


アルバイトを雇い1人が8時間連続で物件情報の入力作業を行うと、時間経過とともにクオリティや作業効率が落ちてしまう。しかし、テレワーカーに入力作業を依頼すると、分担して入力するため一定のクオリティが保たれ、効率が落ちずに入力することができるのだ。


また、パートやアルバイトに専任で入力を任せている場合、急な休みや退職にともない作業がストップしてしまうことがある。特に、担当していたパートやアルバイトが退職した場合には、次を雇ったとしても一から教育をしなければならず、手間とコストがかかる。


同社では、入力代行を不動産会社から受けた際に、会社ごとの細かいマニュアルを制作する。入力項目の取捨選択や、仕様を取り決めることで、誰が行っても均一のクオリティが提供できるようになっている。


「ワーカーにもノウハウが溜まっていくので、どんどん業務効率が上がります」(瀬野氏)



物件情報を入力代行会社に任せることで、業務効率は上がる。

しかし、知識や体制が整っていない会社に任せると大きなリスクが発生してしまう。


・これまでに不動産の入力代行をしたことがあるか

・入力されたものをチェックする体制が整っているか


この2点を踏まえて、入力代行会社を選びたい。

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