ご近所さんについて実態調査
ご近所さんとの関係悪くないは7割!

不動産関連の比較査定サイト「リビンマッチ()」を運営するリビン・テクノロジーズ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:川合 大無)は、国土交通省が毎年10月に定めた「住生活月間」に合わせて、「リビンマッチ」を利用した20代以上の男女全国500人を対象に「近所づきあい」についての調査を行いました。

【調査結果サマリー】

ポイント1 戸建て居住者と集合住宅居住者とでご近所さんの認識範囲に大差!

ポイント2 30代以下の半数以上は近所づきあいに否定的!

ポイント3 近所づきあいで不快なことがある人は約3割!

ポイント4 近所づきあいを良いと思う人は戸建て76.3%に対し、集合住宅58.4%!

「戸建ては『向こう2~3軒両隣』、集合住宅は『同じ建物』がご近所さん」

リビンマッチの利用者に「近所づきあいをしているか?」を聞いたところ、『はい』63.0%、『いいえ』37.0%となりました。

「ご近所さんとの関係」については、『とても良い』33.3%、『やや良い』20.6%、『普通』45.1%、『やや悪い』0%、『とても悪い』1.0%となり、53.9%の人が良好な関係と思っていることがわかりました。

つづいて「近所づきあいの範囲」を戸建て居住者、集合住宅(官舎・社宅・寮含む)居住者別に聞きました。戸建ては『向こう2~3軒両隣』42.2%、集合住宅は『同じ建物』42.2%が最も多い結果となり、戸建ては自宅からごく近い範囲を、集合住宅は広い範囲をご近所さんと思っていることから、認識に大きな違いがあることがわかりました。

「結婚経験者に比べ未婚者は近所づきあいしたくないが多い!婚姻状態により差が」

「近所づきあいしたいか?」を聞いてみたところ、『はい』63.4%、『いいえ』36.6%と多くの人がしたいと答えましたが、30代以下は半数以上が近所づきあいに否定的なこともわかりました。更に、婚姻状態による差を見ると、未婚の人は結婚経験のある人に比べ近所づきあいしたくないと考えている人が多いことがわかりました。特に、30代未婚は、近所づきあいしたくないが突出していました。

「不快の1位は『生活音がうるさい』がダントツ!住居形態に差はなし」

近所づきあいで不快なことはありますか?『はい』29.4%(戸建て:30.5%、集合住宅:27.1%)、『いいえ』70.6%(戸建て:69.5%、集合住宅:72.9%)となり、不快と感じている人は約3割しかいませんでした。

では、どのようなことを不快と感じているのでしょうか?1位は共に『生活音がうるさい』27.9%(戸建て:15.6%、集合住宅:12.2%)でした。戸建ての2位が『なにかと難癖をつけてくる』に対し、集合住宅は『プライベートなことに入ってくる』、戸建ての3位が『違法駐車する』に対し、集合住宅は『子どもがうるさい』『ベランダ等の共有部分でタバコを吸う』になりました。また、『敷地の境界線にうるさい』『木の枝が敷地内を出ている』『落ち葉が落ちてくる』計42.8%(戸建て:38.8%、集合住宅:4.1%)のように、敷地に関して不快に感じている人は、戸建てに多くみられる結果となりました。

「近所づきあいのメリットは『近所トラブル予防』『防犯』『助け合い』!」

近所づきあいで良いことはありますか?『はい』70.4%(戸建て:76.3%、集合住宅:58.4%)、『いいえ』29.6%(戸建て:23.7%、集合住宅:41.6%)となり、戸建て居住者に対し集合住宅居住者は近所づきあいにメリットを感じている人が少ないことがわかりました。

では、どのようなことが良いと感じるのでしょうか?多くの人が良いと感じていることは、『近所トラブルが起こりにくい』44.0%(戸建て:31.3%、集合住宅:12.8%)、『防犯』41.5%(戸建て:30.1%、集合住宅:11.4%)、『困ったときに助けてくれる』40.9%(戸建て:31.3%、集合住宅:9.7%)でした。 

◇まとめ◇ 近所づきあいで不快と感じることは、コミュニケーション不足から発生することが多いようです。防犯のためにも、お互い積極的に声をかけあって、良い関係を築きたいものです。

<調査概要>

■調査期間:2017年9月14日~9月25日  

■調査手法:インターネット調査(任意でアンケートに回答)

■集計数:「リビンマッチ」を利用した20代以上の男女、全国500人

※本リリース内容の転載にあたりましては「リビンマッチ調べ」という表記をお使いいただけますよう、お願いいたします。

 
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