将来、日本は空き家大国に!?

実家が空き家になる40.1%も!

空き家の望ましい活用法、「子供に住んでほしい」と親の本音も

不動産関連の比較査定サイト「リビンマッチ()」を運営するリビン・テクノロジーズ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:川合 大無)は「リビンマッチ」を利用した30歳以上の男女全国247人を対象に「実家が空き家になる可能性」について調査を行いました。

【調査結果サマリー】

ポイント1 アンケート全体で実家が空き家になる可能性は40.1%!住む予定なし。

ポイント2 一方、空き家にならない可能性は「実家に住む」ことで解消88.9%!

ポイント3 実家が空き家に「なる」か「ならない」と実家の場所や住居種別は関連なし。

ポイント4 空き家の望ましい活用法、「売却」と「賃貸」が多数。

「実家が空き家になる可能性は30.4%! 既に空き家は9.7%も!」

リビンマッチの利用者に「実家が空き家になる可能性」を聞いたところ、『ある』(30.4%)、『ない』(58.7%)、『既になっている』(9.7%)、『賃貸だからならない』(1.2%)となり、40.1%の人の実家が空き家の危機にさらされていることがわかりました。

つぎに、実家が空き家になる可能性が『ある』または『既になっている』と回答した人に、「実家が空き家になる理由」を聞きました。最も多かった回答は『将来、住む予定がない』(73.7%)となり、以下『老朽化』(24.2%)、『管理ができない』(16.2%)、『建替えができない』(8.1%)、『場所的に需要がない』『固定資産税を払いたくない』(共に6.1%)、『取り壊しができない』(3.0%)とつづきました。また、『その他』(5.1%)には、『実家で一人暮らしのため』や『区画整理にかかっているので、売却できるかわからない』などの回答がありました。

今度は、実家が空き家になる可能性が『ない』と回答した人に、「実家が空き家にならない理由」を聞きました。最も多かった回答は『住んでいる』(71.7%)となり、つぎに多い『将来、住む予定がある』(17.2%)と合わせると、88.9%の人が実家に住むことで空き家になる状況を解消していることがわかりました。以下『売却する』(4.8%)、『賃貸に出す』(4.2%)、『更地にして土地活用する』(1.4%)、『民泊として活用する』(0.7%)とつづき、『更地にする』と『シェアハウスとして活用する』は共に0.0%でした。

「実家が空き家になったら『売却する』32.8%。

  空き家の可能性ないは『親族に住んでもらう』19.3%」

では、もし実家が空き家になったらどうするのでしょうか?『まだわからない』(39.8%)が最多でしたが、具体的な方法では『売却する』(32.8%)が多く、つづいて『親族に住んでもらう』(11.9%)、『賃貸に出す』(7.4%)となりました。また、「実家が空き家になる可能性があるまたは既になっている」人では、『親族に住んでもらう』はわずか1.0%しかいませんでしたが。「実家が空き家になる可能性がない」人は19.3%もいました。

つづいて、「実家の住宅種別」を聞きました。『田舎の戸建て』(全体:37.3%、可能性ある:35.4%、可能性ない:38.6%)、『地方都市の戸建て』(全体:35.2%、ある:38.4%、ない:33.1%)、『主要都市の戸建て』(全体:15.6%、ある:12.1%、ない:19.7%)、『主要都市の集合住宅』(全体:6.6%、ある:10.1%、ない:4.2%)、『地方都市の集合住宅』(全体:3.7%、ある:20%、ない:4.8%)、『田舎の集合住宅』(全体:1.6%、ある:2.0%、ない:1.4%)となり、空き家になる可能性があるかないかであまり差がないことから、住宅種別は空き家になるかどうかにはほとんど関係がないこともわかりました。

「空き家の望まし活用法は『売却』と『賃貸』が多い中、

 『子供に住んでほしい』という親の本音も!」

最後に、「空き家の望ましい活用法」を聞いてみました。やはり多かった回答は『売却』(25.2%)や『賃貸』(24.3%)でしたが、『誰かが住む』(4.9%)、『更地』(4.0%)、『更地にして売却』『家族や親族が住む』(共に2.4%)、『民泊にする』『シェアハウスにする』『駐車場にする』(各2.0%)などの他に、『子供に住んでほしい』という親の本音や『古民家として活用する』、『行政が買い上げし、有効活用する』という回答もありました。

<調査概要>

■調査期間:2018年8月24日~9月3日

■調査手法:インターネット調査(任意でアンケートに回答)

■集計数:「リビンマッチ」を利用した30歳以上の男女全国247人

※本リリース内容の転載にあたりましては「リビンマッチ調べ」という表記をお使いいただけますよう、お願いいたします。

 
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