2017年02月12日
高橋知征

猫を飼っていた家は猫好きに売るのが一番

高橋知征

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猫を飼った経験のある方ならお分かりでしょうが、けっこう家の中が悲惨な状態になりますよね。柱に爪研ぎの引っかき傷をつけられ、障子には穴を開けられる。そんな状態になった家を売るとなると、どうしたものか悩むところでしょう。


やはり、リフォームは必須?


何処までリフォームするかですが、少なくとも障子や襖の張替えは必要でしょう。自分で張替えする手もありますが、専門の業者さんに依頼した場合の目安はどれくらいなのでしょう。


障子や襖の張替え費用はピンキリですが、普通紙だと1枚当り2500円~3000円で、厚目の紙や柄物になると5000円からといったところ。猫対策ならプラスチック強化紙がお勧めで、概ね6000円前後。襖の場合は、形状や柄などによって値段の幅が広いですね。



問題は障子や襖の枠や柱


張替え程度で住めば良いのですが、問題は枠まで傷だらけになっている場合ですよね。すべて取り替えとなると、かなりの費用が必要になります。ましてや柱は、そう簡単に取り替えることはできません。



不動産会社の猫好きの担当者が提案してくれた売り方


Aさんの両親は、大の猫好きで3匹の猫を飼っていました。3年前に父親が亡くなり、その後2年のうちに立て続けに3匹の猫たちも死んでしまいました。そして、一人ぼっちになってしまった母親も半年前に亡くなりました。


相続人であるAさんは、住む人がいなくなった実家を売却することにしました。しかし、障子や襖は破れて枠も傷だらけ。家中の柱にも、猫のひっかき傷が残っていたのです。

実家の地元にある不動産会社に売却の相談をしたのですが、この状態で売りに出しても買手が付かないのでリフォームする必要があると言われたそうです。


そこでAさんはネットで一括査定を依頼して、一番対応の良かった不動産会社に現地を見てもらいました。


Aさんの実家は、地方都市の郊外にある築40年の木造住宅。担当者が言うには、周辺相場からして、この家に費用をかけてリフォームしても手元に残るお金は殆どないということでした。


Aさんにとってラッキーだったのは、たまたま担当者が猫好きだったことです。その担当者は「猫好きには、この傷は微笑ましく映る」というのです。

仮に綺麗にリフォームしてあっても、猫を飼えばまた傷をつけられる。だから、いっそのこと猫を飼いたい人にターゲットを絞って、現状のまま売りで安く売りに出してはどうかという提案をしてくれたのです。


早速、猫の画像やイラスト満載の広告を打ったら、何件かの問い合わせがきました。最終的に契約をした人は猫好きの不動産投資家で、猫好きのためのシュエハウスにして賃貸に出すということでした。


Aさんはもちろんのこと、担当者も流石にそういう展開になるとは想像していなかったそうです。ちょっと視点を変えるだけで、売り難い家が魅力的な投資物件になるというわけですね。


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