2017年06月02日
tnks_不動産専門1級FP

見栄を張ったら損をする?不動産会社に嫌われるお客、8つの特徴

tnks_不動産専門1級FP

  • line
  • facebook
  • twitter
  • line
  • facebook
  • twitter

聖徳太子が制定した十七条憲法に、こんな言葉がある―「和をもって貴しとなす」。人々がお互いに仲良くし、調和していくことの重要性を説いたこの考えは、現代においても変わらない。「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」というが、第一印象によって人を判断したり、些細なことから不満が募って、後に大きなクレームを引き起こすなど、不動産業界も「和」の精神が大切なのだ。その一方で、無意識のうちに不動産会社から嫌われてしまうお客がいる。サラリーマン大家 tnks氏に不動産会社に嫌われるお客の特徴を聞いた。(スマイスターMagaZine編集部)






不動産はとても高額な買い物です。
だからこそ、納得のいく物件を、お得な価格で買いたいところですが、これがなかなか難しいですよね。

普通の方は、不動産の専門知識や売買経験がほとんどありませんし、価格相場もよく分からない方が多いのが現実だと思います。もちろん、よい機会だと思ってご自身で不動産を勉強するのもアリですが、やはり手っ取り早いのは「不動産会社を味方につけること」だと思います。

「不動産会社を味方につける」といっても、ペコペコと接待するとかではありません。

彼らも商売ですから、最低限の礼儀とコミュニケーションができれば、基本的に味方になってくれるはずです。

でも、とってももったいないことに、ご自身でも気付かないうちに、不動産会社に嫌われる行動を取ってしまわれる方も、たまに見かけるんですよね。

悪気はないけど、うっかりやってしまいそうな「不動産会社に嫌われる特徴」をいくつかご紹介します。


見栄を張る人は嫌われる

①つい見栄を張ってしまう人
②年収や預貯金をあまり把握していない人
③個人情報保護の意識が高い慎重な人


不動産は高額な買い物なので、どんなにその不動産を気に入ってくれても、その方の資産や属性によっては買えないことも決して珍しくありません。
不動産会社としては、当然「買えるお客様」を相手にしたいと考えるわけですが、これは「お金持ちしか相手にしたくない」ということではありません。
せっかく自分を訪ねてきてくれた大事なお客様です。そのお客様のことを正確に理解して、その方が買える範囲で、なるべく希望条件に近い不動産を提案したいと思うわけです。

ところが、上の①~③のような態度を取られてしまうと、提案しようにも提案できない、下手したら見当はずれの提案をして、全員が時間と労力を無駄にするという事態になってしまうんです。

・「年収は、たしか400万円くらい、いや去年はもう少しあったかな(あとで収入証明書を出したら実際には350万円)」

・「お金の管理は妻に任せているので貯金額は分からないんですよね~」

・「まだ買うと決めてないので、勤務先は教えたくありません」

などとうっかり営業マンに話していませんか?
営業マンは笑顔の裏でイエローカードを出しているかもしれませんよ。


申込者の家族の反応が気になる不動産会社

④商談に同居家族(特に奥様)を同席させない人
⑤商談に親族を大人数同席させる人


仮に、資産や属性的に「買えるお客様」だとしても、契約当日まで何が起こるかわからない、大どんでん返しがあるのが、この業界です。

特に多いのは、家族に話したところ、猛反対にあい、やむなく申込みをキャンセルするケースです。
反対に、不動産購入に親族が沢山同席し、誰かがアレコレと反対して申し込みが流れてしまうようなケースがあります。
当然、不動産会社もこうしたケースを警戒していますので、「奥様に購入の話を伝えているのか」「親族に反対者はいないのか」は探りを入れてくるはずです。
たとえば「次はぜひ、奥様・お子様も一緒にいらしてください」とか言われたら、「奥さん・子供にちゃんと了解とっているよね? あとで反対にあったとか言わないよね?」と言われたと思って良いでしょう(笑)
ここまで言われても態度がはっきりしない人には、営業マンはこっそりイエローカードを出しているかもしれません。




何気ない行動にも注意が必要だ。 (写真=スマイスターMagaZine編集部)



引越し好きは上客ではない

また、下記のような方は。住宅ローン審査に悪影響をあたる場合があります(現金一括であれば良いですが)。

⑥退職や転職予定のある人
住宅ローンは事前審査と本審査があるのが一般的です。
事前審査の時点では、会社員や公務員の社会的信用で審査が通ったものの、本審査前に退職・転職の可能性がわかると、ローンが下りる可能性が低くなります。不動産会社としては、それまで物件案内など散々手間と経費をかけたことが、水の泡になりかねません。警戒されるのも無理からぬことではあります。

⑦引っ越し好きの人
一般的に、現住所に長く住んでいる方がローン審査は有利になります。仮住まいからの引っ越しなど、理由がハッキリしていれば問題ありません。しかし、例えば3ヵ月前に住宅ローンを組んで不動産を買って引っ越したばかりの人が、またすぐに別の不動産を購入しようとしているとなれば、金融機関が警戒する可能性があります。

⑧クレジットカードマニアの人

ポイントや特典ほしさに、クレジットカードを何十枚も持っていたりするようなクレジットカードマニアの方も同様に、金融機関での評価にマイナスに動くことがあります。
正確にいえば、金融機関によって審査基準は様々ですし、同じ金融機関であっても審査基準は随時見直しをかけています。
不動産会社が常に金融機関の最新の審査基準を詳細まで知っているわけではないのですが、こうした分かりやすくマイナス評価になりやすいところはチェックされると思ったほうがよいでしょう。




いかがでしたでしょうか。
不動産探しに夢中になって、つい、いまの資産状況では買えない不動産が欲しくなったり、ご家族の同意を後回しにしたり・・・。悪気のない、ちょっとした“うっかり”レベルの話であっても、売れてナンボの不動産会社にとっては、“うっかり”ではすまない事例です。

不動産会社とは、上手にお付き合いして、素敵な不動産を探してくださいね。


  • line
  • facebook
  • twitter

閲覧数 1572

  • line
  • facebook
  • twitter

本サイトに掲載されているコンテンツ (記事・広告・デザイン等)に関する著作権は当社に帰属しており、他のホームページ・ブログ等に無断で転載・転用することを禁止します。
引用する場合は、リンクを貼る等して当サイトからの引用であることを明らかにしてください。なお、当サイトへのリンクを貼ることは自由です。ご連絡の必要もありません。

このコラムニストのコラム

不動産を高く売却するなら、
最大6社で査定額を見積比較!

  • STEP1
  • STEP2
  • STEP3
  • STEP4

最短45秒

本サービスは売却検討中の方向けの、不動産会社に査定依頼ができるサービスです。

査定依頼後、不動産会社より連絡があります。

Service list サービス一覧