「公示地価」という言葉をご存知でしょうか?毎年発表され、土地の取引価格を算出するための指標となるものです。東京の地価はここ数年、高騰しています。では市区町村それぞれで、土地の価格が一番高い場所はどこなのでしょうか。実際に行って調査する企画です。

今回は、「葛飾区」で一番高い所に行ってきました。(リビンマガジンBiz編集部)


葛飾区ってどんなところ


葛飾区といえば、誰もが知っている両さんでお馴染みの漫画「こち亀」の舞台になっている「亀有」が有名ですね。また、映画「男はつらいよ」の舞台である「柴又」も葛飾区です。総武線/総武快速線が通っている「新小岩」エリアがあります。また、千代田線の終点でもある「綾瀬」もあります。そのほか、「青砥」や「金町」も葛飾区です。また、区内のほとんどが下町です。そんな葛飾区の公示価格1位は、一体どこなのでしょうか。


公示価格高い場所は、「新小岩1-48-3」


公示価格が高い場所は、「新小岩1-48-3」でした。


(撮影=リビンマガジンBiz編集部)

新小岩駅周辺が位置しています。
1㎡あたりが130万円、坪単価にすると429万7520円です。これは、葛飾区ではダントツの高さです。2位は、小菅4-11-6なのですが、坪単価202万3140円でした。つまり2倍以上の差があります。前年比から3.38%上昇しているので、今後さらに高くなる可能性もあります。ちなみに、「小岩」は葛飾区ではなく江戸川区です。新小岩は葛飾区なので、お間違えのないように!それでは、実際にどんなところか行ってみたいと思います。

新小岩駅周辺

一旦戻って新小岩駅から散策です。


(撮影=リビンマガジンBiz編集部)


新小岩駅前です。


(撮影=リビンマガジンBiz編集部)

葛飾区の公示価格1位の場所は、駅からも近い「新小岩ルミエール商店街」入口を入ってすぐのところです。では、周辺はどのようになっているのでしょうか。せっかくなので、商店街も見ながら行きましょう。


(撮影=リビンマガジンBiz編集部)

(撮影=リビンマガジンBiz編集部)


商店街の中には、おしゃれなお店もあります。


(撮影=リビンマガジンBiz編集部)


スーパーに引けを取らない品揃えの八百屋さんもあります。


(撮影=リビンマガジンBiz編集部)


ちょっと変わったインスタスポットもありますよ〜。
近くに学校もあるので、下校中の学生たちが沢山いました。さて、調査をしていて1つ気になることが。それは、個人経営の居酒屋が多いということです。さすがにこの時間(昼間)から営業しているところはありませんが、外観だけで、足を踏み入れたいと思えるお店がいくつかあったので、紹介していきましょう。


(撮影=リビンマガジンBiz編集部)

(撮影=リビンマガジンBiz編集部)

(撮影=リビンマガジンBiz編集部)

(撮影=リビンマガジンBiz編集部)


どうですか?皆さんフラッと入ってみたくなりますよね?
残念ながら、外観だけでお楽しみください。

今回は、葛飾区の公示価格1位の周辺を調査してみました。
イメージとしては、商店街があるので、とても賑やかな場所といった感じでしょうか。住宅街も近いので、これからの夕食の材料を買いにくる主婦層や、地元の高齢の方、学生など幅広い年齢層の人が行き交いしている場所でした。

ちなみに、飲食店も多いので、夜に訪れるとまた違った顔を覗かせるところも特徴です。現在、葛飾区は、東京都内の東北部を結ぶ環七高速鉄道「メトロセブン」の計画実現をめざしています。実現すれば、江戸川区、葛飾区、足立区のアクセスが良くなります。公示価格もグーンと伸びること間違いなしです。今後も注目しておきたい「下町情緒あふれる街」でした。

 
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