会社の倒産や離婚など。泣く泣く家を手放す決断をする人も多いのではないでしょうか。ネガティブな売却理由を伝えると、査定の金額に影響するのではと考えてしまうものですよね。そこで、売却の理由は査定に影響するかどうかについて考えてみたいと思います。
売却の理由は必ず聞かれる
家を売る際には、売却の理由は聞かれるので事前に伝え方については想定しておくことをおすすめします。住み替えや転勤、介護のための同居など端的に答えるのがポイントですが、離婚や住宅ローンが払えなくなるケースでも賃貸への住替えとも言い切れますし、嘘にはなりません。
判断するのは業者や買う側なので聞かれたら正直に伝えられるよう、事前にシミレーションしておきましょう。
気にならない理由もある
離婚や、借金返済などの理由は、縁起が悪いので伝えたくないと思うかも知れません。しかしこれらの理由も気にする人と気にしない人がいるということも頭に入れておきましょう。
家を探している人達は、環境や間取り、予算などに優先順位をつけていますが、全てに合致する家を探すのは至難の技です。中古物件は理由があっての売却だということは分かって探しているので、引け目を感じる必要はありませんよ。
嘘が分かると信頼を損なう
理由を話す時に注意したいのが、嘘の理由を伝えることです。嘘は必ずどこかの場面で分かってしまいますし、トラブルに発展してしまう可能性も少なくありません。
業者も査定のプロですから、会話を通して探りを入れてくるケースも多いもの。理由は聞かれたら答え、話しすぎないことをポイントにしながら、上手に条件交渉していってみてください。
まとめ
売る側は「こんな理由だと金額に影響してしまうのでは」と思ってしまうものですが、ネガティブな理由でも査定に影響しない場合もあります。
ただし、嘘は後々のトラブルに巻き込まれてしまう可能性もあるので、伝え方については事前に考えておくと印象も良くなるので参考にしてみてくださいね。