売却を考える時に金額に影響するのは築年数の問題です。年数が経てば経つほど価格も下がってしまうのは仕方がないことですが、できれば少しでも高く売れる方法があるとしたら知りたいと思うものですよね。

そこで、中古住宅の身近な設備について、査定に影響を与えるものがあるかどうかについて考えていきたいと思います。

土地と建物の査定は別


戸建ての売却の場合、土地と建物は一緒と考えている人もいるかもしれませんが、周辺環境を踏まえた土地の査定と、建物の査定は別になります。そのため築年数が経過した物件であっても、再開発や土地価格が上昇しているエリアなどは購入したときよりも高くなる可能性も潜んでいるのです。

築年数が古くとも日々のメンテナンスで状態がキープされていれば、評価も高くなるので、中古だからといって最初から希望金額を低く設定する必要はありません。

設備でアピールが可能


建物内部の設備ですが、最近の戸建てではよく目にする、床暖房や食洗機が装備されているシステムキッチンなど、中古にも求める人が増えてきています。そのため、他の家にはない設備があるかどうかを確認しておきましょう。

例えば、浴室インターフォンや収納力が高いシューズインクローゼットなどはファミリー層には人気が高い設備の一つになるので、十分アピールが可能です。

アピールポイントを紙にまとめておく


住み慣れた我が家ですが、いざアピールする部分を探そうと思っても意外と出てこないものです。そこで、一つずつ部屋を確認していきながら、設備を紙に書き出していきましょう。

部屋毎に冷暖房があるかどうかも大事なポイントになります。しかし、あまりアピールし過ぎると逆効果なので、特に伝えたい部分を順位化して内覧した時に補足説明する程度に伝えられると印象も良くなります。

まとめ


自宅の設備については、伝えると伝えないとでは情報の量が変わってきます。少しでも高く売るためには、事前にまとめておくとスムーズに伝えられますし、実際の設備を見てもらいながら説明すると、説得力も増すのでぜひ試してみてくださいね。

 
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