建設条件付き売地の建設条件っていったいどんなもの？
ルールが厳しそうだけど、何かメリットがあるのでしょうか？
そして建設条件の外し方なども紹介します。
よく目にする建設条件付きの売地。
この建設条件っていったいどんなものなのか、疑問に感じている人も多いでしょう。
またそのメリットとは？
そして、この条件が外せるかどうかという点も、説明したいと思います。
○建設条件付きって何？そのメリットは？
建設条件付きと聞くと、その土地の使い方に一定のルールがありそうというのはなんとなく想像がつきます。
そのルールというのが、建物を建てる際は売主が指定する建築業者を使うというもの。
そのため多くはハウスメーカーが売っている土地だったりします。
なにやら縛りがありそうな設条件付き売地ですが、どのようなメリットがあるのでしょうか？
まず土地というものは、一般的に綺麗な更地では売られていません。
住宅を建てられる状態にするには、費用がかかってしまいます。
しかしこの建設条件付き売地の場合は、更地の状態で購入することが可能。
また住宅を建てるのに適した大きさ、形で売られているというのも特徴です。
○やはり業者の選択肢がないのはデメリット
そんなメリットに対してデメリットを挙げるなら、やはり建築業者の選択肢がないという点でしょう。
住宅というのは、人生でも特別な買い物です。
しかし指定された建築業者が、自分好みの住宅建設に答えてくれるかどうかはわからないということ。
指定されている建築業者がどのくらいの予算でどんな建物を建てられるかは非常に重要となります。
反対に言えば、好みの業者が販売している建設条件付き売地なら、予算を抑えて好みの住宅が建てられるということでもあります。
○建設条件を外せる方法も・・・
建てたい住宅のイメージがしっかりと出来上がっており、建築業者を選べないというのはちょっと困るという人も少なくないでしょう。
実はこの建設条件を外せる方法というのもあるのです。
それは住宅の建設を依頼したい業者に交渉してもらうという方法。
しかしやはり売主側も住宅建設の利益を考えて、建設条件付きの土地を販売しています。
そのため条件を外してくれても、土地の代金を増額されてしまうケースがほとんど。
予算よりも住宅のこだわりを優先し、どうしても業者を変更したいという人は、このような方法で建設条件を外しています。
綺麗な更地の状態で、形も良い土地なので少し高くなっても手に入れたいと思う人は少なくはないようです。
なのですが、自社の住宅のみで揃えた分譲エリアを形成したいと考える業者も珍しくありません。
