多くの人が憧れるタワーマンション。
売却しやすいとは言われていますが、買い手にとってネックとなることもあります。
そんなタワーマンション売却時の注意点を紹介します。
多くの人の憧れでもあるタワーマンション。
人気があるので売却もしやすそうだけど、実際のところはどうなのでしょう。
そんなタワーマンションの売却について、他の物件の売却と比較して説明したいと思います。
やっぱり人気！タワーマンションは買い手が見つかりやすい
タワーマンションが売却しやすそうなイメージがあるのは、多くの人が住みたいと思っているからではないでしょうか。
上層階からの見晴らしの良い眺めや充実したサービスや共用施設、防犯性の高さやアクセスの良さも大きな魅力です。
このように多くの人が憧れている物件なので、やはり買い手も見つかりやすい傾向にあります。
また大手の不動産会社が手掛けたブランドマンションの場合、ブランド自体の知名度や安心感というのも、マンションを探している人を惹き付ける理由。
実際に物件のクオリティも高く、管理体制も万全なので多くの人に人気があります。
タワーマンションのように戸数が多い場合、過去に売却された前例が多く、価格を設定しやすいというのも売りやすさへつながっています。
デメリットとなる部分もある
しかしタワーマンションのように部屋の数が多いマンションというのは、デメリットとなる点もあります。
それは売り出すタイミングがカブってしまった時。
もしも同じマンション内の物件が売りに出されているとなると、それは必ず比べられてしまうものです。
その物件の価格が安ければ安いほど、こちらも合わせて価格を下げなければ買い手が見つかりにくくなってしまうのです。
また、買い手にとってネックとなることもあります。
タワーマンションというのは便利な共用施設とホテルのようなサービスが魅力。
そんな共用施設の維持管理、サービスの提供にはそれだけお金がかかります。
さらに修繕工事に必要な費用も普通のマンションとは桁が違います。
管理費、修繕積立金が高いこと、これが買い手の悩みどころとなるのです。
売却するならできるだけ早く
タワーマンションを購入を検討している人は、他の物件にはない特別感を手にしたいと考えています。
高額なことは買い手にとってネックとなる点ではありますが、それ相応のウリがあるということを伝えるような宣伝ができると、高く売却できる可能性も上がります。
そのために仲介してくれる不動産の担当者とじっくり話し合い、物件のアピールポイントをしっかりと紹介してもらうようにしましょう。
タワーマンションは売却しやすい物件ではありますが、どんどんとタワーマンションが増えている今、いつ値崩れしてしまうかわからない物件とも言えます。
売却しようと考えているなら、できるだけ早めに動くというのが高く売るための戦略となるでしょう。
