こんにちは。婚活FP山本です。現代では特に地方で過疎化&高齢化が極めて深刻な問題。合わせて地方の不動産はどんどん値下がり傾向です。中でも売却しにくい農地は深刻な状態。でもそんな不動産でも一発逆転のチャンスが…?今回はそんな実話です。

代々続いた農地、これまでは良かった

とある地方に兼業農家を営んでいる男性Aさんがいました。その地域は周辺含めてどの家庭も同じく兼業農家。平日は勤めに出て、休日には農業に勤しんでいました。しかもその事情は代々続いていたので、Aさんを含めて誰にとっても当然の日常。

ですが、時代の流れには逆らえませんでした。結婚したら嫁が実家に来るのが当然の時代はすでに終わり、Aさんの息子達は結婚と同時に実家を出てしまったのです。もっとも、息子達が実家を出た頃は「今はそういう時代か」程度にしか思わなかったそうな…。

過疎化&高齢化、売却しようにも買い手が…

そんなAさんも気付けば70歳が目前。すでに勤めは定年していたので農業一本でしたが、高齢に伴って段々と農業もツラくなってきました。本来ならとっくに代替わりの年齢ですし、当然ですね。しかも地域的に周囲も事情は同じですから買い手も当然見つからず…

ちなみに農地という不動産は原則、農家にしか売却できないんです。国の政策として、農地は極めて強く保護されてる訳ですね。仮に売却できても農地の多くは二束三文の土地。だからこそ税金や生活費の捻出の意味も込めて、皆農業を止めるに止められない事情が…。

道路として用地買収!売却額はなんと…

そんな農地売却に悩むAさんに、ある日突然の朗報が!なんとAさんの農地を含めた地域の農地を、市(国)が買い取って道路にしたいと申し出てきたのです(専門用語では用地買収)!しかも売却額は通常ならせいぜい300万のところ、破格の1000万!

もちろんAさんは二つ返事でOK!地域全ての農地売却とはいきませんでしたが、それでも打診があった農家は全て売却を了承したそうです。売却するにできない二束三文の農地という不動産が3倍以上で売却できた…こんな話もあるんですね♪

おわりに

今回の農地不動産は実は幹線道路のすぐ近く、そして高速道路の出入り口にも近かったという事情があったからこそとも言える話です。ですがそれでも、地方の無価値な不動産を破格値で売却できた一例と言えるかと。あなたの身にも起こるといいですね♪

関連リンク↓ 「不動産売却!時に土地は大化けすることも♪」
/column/yamamotomasayoshi/19487/
 
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