こんにちは。婚活FP山本です。婚活というのは未経験者が考える以上に難易度の高い活動。そんなタダでさえ難易度の高い婚活は、「農家の長男」なんて肩書きがあるとさらにレベルアップします。もしあなたがその立場なら婚活どうしますか?今回はそんな実話です。


地方農家の長男!想像以上に大変だった婚活

ある地方に30代前半の独身男性Aさんがいました。Aさんは兼業ながら農家の長男として親と一緒に実家不動産に住み、そして勤めに出ながらも休日は農業に勤しむ身。そんなある日、Aさんの元に実家を出ていたAさんの弟(以下A弟)の結婚式の話が入ります。

結婚式は実に盛大な形で終了。そして後日、A弟の新居不動産を訪問した際に「アニキも早く婚活した方がいいよ」と…。今までロクに女性と付き合ったことが無いAさんでしたが、A弟夫婦を見ていて自身も婚活を決意します!ですが、想像以上に婚活は大変でした…。

代々続けてきた農業!売却なんて考えられない

Aさんが気に入る女性は沢山いましたが、いずれの女性からも「農家の長男」という肩書きを知られた瞬間にダメ。どうも瞬時に「親と同居」「農業を手伝わされる」あたりに毛嫌いされた様子。ちなみにこの2点はAさん自身も前提としていた事実なので変更もムリ…。

そんな「農家の長男」として厳しい婚活も早1年が経過する頃、Aさんは考えました。「農家の長男は結婚ムリか?でも自分の代で実家や農地を売却なんて考えられない。何とかしないと…」と。しかし有効な打開策を見いだせないまま、その後の婚活も失敗が続きました。

現実は極めて無情。今では農家の長男でなくても…

Aさん的には「親も同じ境遇で結婚できたんだ。きっと分かってくれる女性はどこかにいるハズ!」とずっと考えてました。しかし現実は極めて無情。一向にそんな女性は現れません。そして数年経つ頃には、常に「実家不動産や農地を売却して手放すか?」と悩みました。

そんなAさんは現在40歳目前。未だに売却を悩みながらの婚活を継続中です。むしろ近頃では「農家の長男」と言わなくても年齢的な容姿でフラれている様子。状況は悪化の一途のようですが…Aさんの婚活はいつか実るのでしょうか…?

おわりに

この話、客観的に見れば「どのみち結婚して子を設けなければAさんの代で終了。なら弟のように実家不動産や農地は売却する等して婚活」が正解かと。またはせめて「別居用不動産」や「農業は手伝わなくていい」等の準備でしょうか。ですが…中々そうもいかないのが実家や地域に縛られた地方農家の長男というもの。あなたが同じ立場なら、どうしますか?

関連リンク↓ 「不動産!実家と旦那、婚活での究極の選択のゆくえ」
/column/yamamotomasayoshi/20031/
 
  • line
  • facebook
  • twitter
  • line
  • facebook
  • twitter

本サイトに掲載されているコンテンツ (記事・広告・デザイン等)に関する著作権は当社に帰属しており、他のホームページ・ブログ等に無断で転載・転用することを禁止します。引用する場合は、リンクを貼る等して当サイトからの引用であることを明らかにしてください。なお、当サイトへのリンクを貼ることは自由です。ご連絡の必要もありません。

このコラムニストのコラム

このコラムニストのコラム一覧へ