こんにちは。婚活FP山本です。一般的な方が不動産を購入するキッカケは「素直に欲しいから」や「家賃がもったいないから」、そして「子供部屋が要るから」かと。ですが中には「子供部屋があるから」逆に売却することも…。今回はそんな実話です。

周囲と同じく結婚に合わせて新居不動産購入!

とある地方に30代前半の独身男性Aさんがいました。実はAさんは長年お付き合いしていた同い年の女性Bさんとの結婚が目前!ちなみにこの地域ではすでに「結婚後は親と同居」の流れは無く、代わりに新居不動産を購入するのが一般的だったのです。

そんな周囲の流れと同じく、Aさんも結婚に合わせて新居不動産を購入しました。立地はおおむね両家実家の中心くらい。どちらの実家からも行き来しやすかったので、新居不動産に引っ越し後は頻繁に両家の親が来訪!実に幸せな結婚生活でした。

妊活に励むも一向に…周囲の期待がプレッシャー

ただし…一点だけ困ったことが。「結婚したんだしいずれ出来るんだから」と、両家の親がそろって色んな子供向けグッズを頻繁にプレゼントするのです。まだ妊娠もしておらず男女どっちかも分からないのに…。悪気は一切無いだけに断りにくく…。

おかげで子供部屋にはすでに大量のグッズが!その一方、Bさんは一向に妊娠できませんでした。年齢的には決して高齢でもなく、医師の診断でも問題はなかったにも関わらず。そうこうしている間にも子供部屋のグッズは増え、Bさんにとっては少しずつプレッシャーに…

嫁を守るために新居不動産の売却を決意!

その後幸いにも両家の親がBさんの変化を感じて追加プレゼントは無くなりましたが、子供部屋の前を通る度に…。少しずつBさんはうつ病っぽくなりました。Aさんは子供部屋のグッズを全て一旦実家に預けましたが、子供部屋自体はなくせないので…。

そんな結婚生活も早3年。最終的に「嫁を守るため」として、Aさんは購入したばかりの新居不動産を売却することを決意します!売却金と住宅ローンとの差金は責任を感じた両家の親が折半。今後は子供部屋の無い環境で、改めて妊活がんばって下さいね♪

おわりに

「結婚したら妊娠は当然」とは限りません。そして妊娠する前の子供部屋や子供グッズはプレッシャーになることもある様子。結婚と同時の不動産購入は決して悪い事ではありませんが…時には売却せざるをえなくなることも…。これはむしろ売却を決心できたのがスゴい話かもしれませんが、どうぞご注意下さいね。

関連リンク↓ 「嫁姑問題?新居不動産を売却してまで逃げたリアルな話」
/column/yamamotomasayoshi/21132/
 
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