こんにちは。婚活FP山本です。今時の男女はホントに簡単に離婚するもの。たとえ子供がいようとも…。そして夫婦関係は離婚で解消できても、親子関係は解消できません。時にそれが害ともなりますが、実家暮らしだと所在地がバレバレで…。今回はそんな実話です。

結婚し子供もできたが親とソリが合わず離婚

ある地方に50歳目前の既婚男性Aさんがいました。実はAさんは再婚者。30歳頃に一度同い年の女性Bさんと結婚し、親と実家不動産で同居してたのです。その後子供もできたのですが…どうにもBさんと親のソリが合わずに離婚。結婚期間は3年程度でした。

そしてBさんは子供を連れてBさんの実家に戻り、その後Aさんは定期的にBさんと子供に会いに行っていたのです。決してそこまで夫婦間が不仲だった訳ではないですからね。ですが、そんな日々はある時から一変することに…。

再度結婚。10年後、前嫁から支援要請が…

それはAさんが30代後半で出会った少し年下女性Cさんとの出会い。幸運にも再度の結婚にまで至り、さらにまた子供も産まれました。そしてそれを理由にBさん親子との面会も終了。養育費だけは支払い続ける約束をし、Aさんは改めてCさんとの結婚生活を大事にしました。

そんなCさんとの結婚生活が10年になろうかという頃、ある日突然にBさんからの電話が!なんとこの10年の間にBさんとの子供がすっかりグレてしまい、手に負えないと言うのです。しかもケガをさせた相手の親から安くない額の慰謝料請求まで…。

実家不動産を売却して逃亡。ただ一応…

しかしAさんにはすでにCさんと子供もおり、どうにもできませんでした。その後も電話は増える一方。最終的には実家不動産にまで押しかけてくるように…。「このままではまた離婚になりかねない」と考えたAさんは非情な決断を下しました。

すでに両親は他界していたので、実家不動産を売却して逃亡することに!ただ、Bさんとの子供も自分の子供で責任は自分にもあると考えたAさんは、売却金の一部をBさんに拠出。「これで何とかしてくれ」と願いを込めながら…。AさんBさんの今後は如何に…?

おわりに

結婚して子供ができると、離婚しても関係は無くならない。そして実家不動産に住んでれば所在地はバレバレであり、売却して逃げるしか方法が無かった…。何ともなお話ですが、今の家族を最優先に考えたAさんの判断は正しかった…と思いたいですね。

関連リンク↓ 「不動産は不動ゆえに…元嫁を追い出すための売却話」
/column/yamamotomasayoshi/21075/
 
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