こんにちは。婚活FP山本です。「恋は盲目」なんて言いますが、想像以上に婚活中は一度ホレてしまえば盲目になるもの。特に結婚に焦ってたりすると尚更に。もちろんダマす方が悪いんですが…。今回はまさしくそんな被害にあった方の実話です。

質素倹約な婚活デート、でも高級不動産を所有する男性

ある都心部に30代前半の婚活中の女性Aさんがいました。Aさんは最近、ずっと失敗続きだった婚活でようやく少し年上の彼氏Bさんができたばかり!「この機を逃してなるものか!」と、Aさんは少しでもBさんに好かれようと懸命に努力する婚活の日々でした。

ところでこのBさん、ハタ目にはちょっと風変わりな男性。大手企業に勤めてて別の都心部に高級そうな不動産を所有してる割には、デートはいつも質素でした。「浪費が嫌い。今は出向で転勤中。不動産は投資の意味も込めて購入しただけ」との事でしたが…。

結婚したら売却して自分に合う不動産を購入する…?

また「実際に住むと自分には合わなかった。結婚したら売却してAさんに合う不動産をこっちで購入しなおす」とも…。向こうに戻らないの?とも思ったAさんでしたが、疑うと嫌われるとも思ったAさんは素直にそれを信じました。

そして半年後「派手な式はしたくない」との理由で結婚式は親族だけで行い、二人は無事に結婚!また「例の不動産が売却できたら新居不動産を購入するんだし、仮住まいならこれで十分」と、普通の賃貸不動産での結婚生活が始まりました。

結婚一年後の告白…お金よりウソに傷つき…

その後一年は何事も無く実に幸せな結婚生活だったAさん。ただ一向に不動産の売却話が出てこなかったのでBさんに聞くと「もう時効でしょ?」と…。そう、例の購入した不動産は真っ赤なウソ。ついでに大手企業勤めも!言ったら嫌われると思って…だそうです。

この時のAさんの心中は想像もできない程!また決してお金目当てでも無かったAさんにとっては、お金より重大なウソの方が深刻でした…。「なぜ婚活中こんな男性を選んでしまったのか…」との事でしたが、過ぎた時間は戻りません…。

おわりに

この話、もしBさんが正直に自分の事を話していたらAさんは婚活中、結婚相手として見ていたでしょうか…?購入していた不動産の写真は実に高級そうな物件。売却したら最低でも〇円になるハズ…との目論見はまるで無かった…?婚活中の女性は特にご用心を!

関連リンク↓ 「『婚活中の不動産所有者』は『結婚詐欺』にご用心な話」
/column/yamamotomasayoshi/21203/
 
  • line
  • facebook
  • twitter
  • line
  • facebook
  • twitter

本サイトに掲載されているコンテンツ (記事・広告・デザイン等)に関する著作権は当社に帰属しており、他のホームページ・ブログ等に無断で転載・転用することを禁止します。引用する場合は、リンクを貼る等して当サイトからの引用であることを明らかにしてください。なお、当サイトへのリンクを貼ることは自由です。ご連絡の必要もありません。

このコラムニストのコラム

このコラムニストのコラム一覧へ