こんにちは。婚活FP山本です。生活レベルというのは一度上がると中々下げられない厄介なもの。仮に一度下げれても、何かの拍子ですぐ元に戻ります。そう、例えばそれこそ「売却すれば大金になる不動産を相続した」とかで…。今回はそんな実話です。

大手企業勤めで豪遊する日々だった過去

ある都心部に30歳目前の独身男性Aさんがいました。Aさんは大卒後、無事に大手企業に入社できた方。忙しく仕事をこなす傍らで遊びにも精を出し、同僚とともに頻繁に飲み歩く生活をしてました。何とも羨ましいですね!

そんなある日、とある合コンで実にAさん好みの容姿をした同い年の女性Bさんと出会いました。ちなみにBさんは地方出身で中小企業に勤める方。その後Aさんは熱心にBさんを口説き、また頻繁にデートに誘って1年後には無事結婚しました。

倒産・転職で年収半減、嫁が実家不動産を相続!

ただAさんは熱しやすく冷めやすい性格だったのか、結婚してしばらくするとまた飲み歩く生活に逆戻り。少しずつBさんとの衝突も増えました。そして結婚約10年で、なんとAさんの会社が倒産!幸いにもすぐ転職はできましたが、年収は半減することに…。

幸い共働きかつ子供もおらず、またBさんのおかげで基本的な生活はこれまでとさほど変わらず。唯一大きく変わったのは「Aさんが飲みに行けなくなった」事くらい。Bさん的にはむしろ喜ばしい日々に変わった中、ある時Bさんの親が亡くなり実家不動産を相続することに!

頻繁に売却を提案!呆れられて離婚に…

よっぽど飲み歩けなくなったのがストレスだったんでしょう。Aさんは頻繁に相続した実家不動産の売却を提案。ですが当然Bさんは「飲み代に使われるだけ」と考え拒否を続けました。そもそも思い出の強い地方の実家不動産、そう簡単に売却など考えられません。

ですがその後もAさんは売却を何度も提案。そしてある日、ついにBさんの堪忍袋の緒が切れてAさんに離婚を宣告しました。何度謝ってももはや手遅れ。そもそも結婚してる身で頻繁に飲み歩くのがダメだったんですが…何とも哀れな男性です。

おわりに

飲み代のために妻が相続した実家不動産を売却するって…ありえないですよね。ですが一方で、それほどに一度上がった生活レベルは簡単には下げられないということ。大手企業に入って年収が高い人ほどご用心くださいませ。

関連リンク↓ 「不動産!年下彼氏に売却を促し続け破局した愚かな女性」

/column/yamamotomasayoshi/22460/
 
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