こんにちは。婚活FP山本です。「三つ子の魂百まで」との言葉もありますが、幼少の頃に受けたキズは一生もの。さらにそのキズは後々の人生にまで大きく悪影響を及ぼします。そんな人に救いの手はあるのでしょうか…?今回はそんな実話です。

20代で結婚したが訳あって計画的子ナシ

ある都心部に30代前半の独身男性Aさんがいました。実はAさんはまもなく30歳手前の女性Bさんとの結婚を予定。Bさんとは飲み屋で一人でいるところをナンパしたのがキッカケでした。

ちなみにBさんも一人っ子ですでに両親もおらず天涯孤独の身だったので、結婚式は挙げずに籍だけ。また子供も産めないカラダとの事でしたが、それでもBさんにホレきってたAさんは構わず結婚しました。なお、産めなくても夜の営みは普通にありましたが(笑)

妙に実家帰省を喜ぶ妻!売却&親を施設に…

ところで結婚後に気付いたのですが、どうにもBさんは友人が一人もいない様子。一方で、ある時からやけに地方の実家不動産への帰省を楽しみにしてるのです。Aさん両親は普通に喜んで歓迎してくれてたので長年放置してましたが…ハテ?

そんなAさん夫婦は50代になって転機を迎えます。Aさん両親の老老介護が限界に来たので実家不動産を売却して介護施設に入る事になりました!その話を聞いたBさんは、普段からは想像できない程必死になって実家不動産の売却中止を要請!介護は自分がすると!

自分の過去を暴露!早期退職&転勤で移住!

理由を聞くと…両親の虐待と学校のイジメでずっと人が怖かった。近所や先生も含めて誰一人助けてくれなかった。でもAさん両親は優しかった。ご近所さんも皆笑顔で挨拶してくれた。恩返しもしたいし将来的には実家不動産に住みたい。売却せずに皆で暮らしたい…と。Aさんは涙して過去を語るBさんを優しく抱き寄せ、そして力になることに!

まず両親に実家不動産の売却中止を要請。同時にBさんは早期退職して実家不動産で両親の介護に。Aさんも実家から通える支社に転勤することに!移住した今は毎日笑顔で義両親を介護するBさん!50代ながらついに温かい家族を得られて良かったですね♪

おわりに

結婚した縁で地方の温かみに触れ、実家不動産の売却を阻止して介護を希望した。近頃の都心部では「家族以外は全員不審者」ほどに人間関係が希薄化してます。その家族からも虐待されれば…。人との付き合い方や良さを知らない人生!ハッピーエンドで良かった!

関連リンク↓ 「不動産!売却&施設入居の予定が嬉しく狂った未亡人妻」
/column/yamamotomasayoshi/22939/
 
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