こんにちは。婚活FP山本です。どんな人であれ本来葬儀では冥福を祈られて当然であり、死者を冒涜するのは社会的に許されないハズ。…ですが敬老の精神が失われた現代では、必ずしもその社会性は通じないのかも。今回はそんな実話です。

結婚して数十年、ひたすら夫を支え続けた!

ある地方に60代の既婚女性Aさんがいました。Aさんは20代で少し年上の男性Bさんと結婚し、結婚後はBさんの実家不動産でBさんの親と同居。また結婚後は二人の子供も授かり、以後3世代でずっと幸せな結婚生活を営んできました。

ところでBさんは少々気難しくワガママな性格。大手企業に勤めて年収は良かったのですが、ご近所での評判はイマイチ…。それでも自分にとっては良き夫だったので、Aさんは結婚後ずっと懸命にBさんを支え続けました。ちなみに途中、実家不動産はBさんが相続!

ある日突然…葬儀で誹謗中傷が…!

そんなBさんも今では定年を迎え、慎ましやかに相続した実家不動産でのんびり過ごす日々。ところがある日突然倒れたのです。脳卒中との事でそのまま…。Aさんは葬儀の準備として、Bさんの関係があった色んなところへ連絡!

そして葬儀の当日、まさかの出来事が…。なんと葬儀に参列した一部の方から、Bさんの亡骸に向かって暴言を吐く方が現れたのです!それも複数!多くの方は「葬儀の場で何てことを…」という表情でしたが…。それほど憎まれていた…という事でしょうか。

周囲の哀れみ?に耐え兼ね…売却逃亡へ…

葬儀を汚されたAさんは当然にヒドく落ち込むと同時に、夫の人間性に絶望。一方、相続した実家不動産で葬儀後も暮らし続けてましたが、周囲の哀れみの目線が実に辛かったんです。夫との思い出が残る実家不動産でしたが、次第に売却して引っ越しを考えるように…。

結局Aさんは葬儀から約半年後、耐えかねて相続した実家不動産を売却。また実家不動産の売却後はAさんの実家へ戻ったとの事でした。何とも後味の悪い結末ですね…。しかしどれほど恨まれればこんな結果になるのやら…。

おわりに

結婚した夫は自分にとっては相応に良き夫だったのに、実は葬儀を荒らされる程嫌われてて、そして相続した実家不動産を売却して逃亡した話…。近頃では敬老から老害へと若者の見方が変わったと言われますが、さすがに葬儀の場では…。どうぞあなたもご注意を!

関連リンク↓ 「不動産!悪評に耐えかねて売却逃亡した最悪な老害老人」
/column/yamamotomasayoshi/23741/
 
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