「LDK」や「1R」と「1K」ってなに?


お部屋探しでよく目にする間取り図には、部屋数位+「LDK」や「1R・1K」といった数字とアルファベットが書かれていることが多いです。物件探しのキーワードともいえる表記について、まずおさえましょう。

①LDK

それぞれ場所の頭文字で、「L=リビング」「D=ダイニング」「K=キッチン」です。2LDKとなっていれば、部屋2室で、キッチンと食事をするダイニング、来客者を迎えたりくつろぐスペースのリビングがある部屋ということです。LDは、一続きになっているケースが一般的です。

②1Rと1K

いずれも主に単身者向けの物件で多く見かけるもので、部屋の広さは20~30㎡前後の物件が多いです。1Rは、キッチンが独立しておらず、居室1部屋内に含まれているタイプの部屋です。一方の1Kは、キッチンが独立しているタイプです。玄関から居室までの廊下部分をキッチンとしているケースが多いです。ただし、キッチンがカウンターなどで仕切られている場合は、表記が統一されていないようで物件によってマチマチです。

③DKとLDK

1951年に確立されたとされる「DK」は、ダイニングとキッチンが1つになった部屋です。「LDK」は、この「DK」にゆとりある暮らしへと発展したことでリビングが加わりました。それぞれ、平成23年11月に不動産構成取引協議会で基準が定められました。居室の数で異なるようです。

・寝室1部屋タイプ:DK4.5畳~8畳未満、LDK8畳以上

・寝室2部屋以上 :DK6畳~10畳未満、LDK10畳以上

広さをイメージする時に注意したいこと

間取り図では、1Rや2LDK以外にも「6帖」と表記されるケースもあります。この場合、部屋の広さを畳の枚数で表しているのですが、畳は「京間」「中京間」「江戸間」というように複数の種類があり、サイズが異なることがあります。そのため、想像していたよりも狭いということもあります。そういうトラブルを回避するためにも、書類上だけで即決せず、実際の部屋の見て決めるようにしましょう。

 
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