売却の理由は人それぞれあるけれども
マイホームを購入することは、人生において非常に重大なイベントの一つです。マイホームは一度購入すると中々売却するものではありませんが、人それぞれさまざまな理由でマイホームが売却されています。マイホームを売却する際の理由というのは、買主にどこまで正確に伝える必要があるのでしょうか？今回は、不動産の売却理由についてご紹介したいと思います。
ほとんどの場合は伝えても伝えなくても問題ない
売却理由というのは、千差万別だといわれています。売却する理由として、ポジティブな理由の場合はほとんど売却に影響しないといわれています。ポジティブな理由としては、次のような理由が考えられます。・子供が生まれて部屋が手狭となった・もっと理想的な家を見つけた・子供が手を離れたので小さな家に引っ越したい・転職や転勤で遠方に引っ越すことになったこういった理由の場合は、とくにいう必要もありませんが、問題があって売却するのではないという事を伝えて安心させるためにも、伝えておいてもいいかもしれません。また、ネガティブな内容であっても次のような場合は、伝えても伝えなくてもどちらでもいいとされています。・ローンを返済できなくなった・離婚をするこういった理由の場合、売主本人たちは気にするかもしれませんが、買主としては全く関係がありませんので、どちらでも構わないでしょう。
伝えなければいけない、伝えたほうが良い理由
逆に売却の理由として、買主に対して正直に伝えておいたほうが良いものとしては次のような場合があります。・住宅に欠陥がある・事件があった・自殺、他殺があった・騒音トラブルや近所トラブル騒音トラブルや近所トラブルというのは、必ずしも買い手に伝えなければいけないという事はありません。ですが、場合によっては売却後のトラブルに発展しないとも言えません。そのため、できる限り話しておいたほうが良いです。話したほうが良いかどうか迷ってしまう時には、媒介契約をしている不動産業者に相談してもいいかもしれませんね。
