賃貸併用住宅の住宅ローン活用方法

自宅を建てたり改修する時には住宅ローンが使えますが、賃貸併用住宅で住宅ローンを利用することはできるのでしょうか?

住宅ローンとアパートローンの違い

マンションやアパートなど、賃貸目的の物件を建てる時には住宅ローンではなくアパートローンを利用しますが、アパートローンの金利は住宅ローンよりも高く設定されており、平均して4%前後だと言われています。

一方住宅ローンの場合はマイナス金利政策も手伝って、今や1%を切る商品も登場しています。
総合してアパートローンよりも負担が少なく済む住宅ローンですが、賃貸併用住宅の場合は自宅と賃貸用部分が一体化しているため、条件を満たせば住宅ローンを利用することができます。
その条件として、多くの金融機関では建物全体の51%以上が自宅部分であることとしています。

また、住宅ローンの利息のうち賃貸部分については、費用計上することができます。

住宅ローン控除のメリット

住宅ローンは確定申告の際に住宅ローン控除を申請することで、所得税及び住民税を大きく節税することができます。
最大10年の間、年末時点での住宅ローン残高の1%、または40万円の低い方の金額が所得税から控除されるのです。

医療費控除や生命保険控除などは所得からの控除ですが、住宅ローン控除は所得税から直接控除されます。
ちなみに所得税よりも控除金額の方が大きい場合は、差額は住民税に充当されますので安心してください。

結果として、最大で合計400万円が控除されるということになります。
もしも長期優良住宅の場合は最大500万円まで優遇されます。

住宅ローン控除は確定申告で申請しなければ控除されませんので、忘れないように申請しましょう。

ローンを組む際のポイント

住宅ローンの選び方にはいろいろありますが、実際に選んだ人が「決め手」としてあげているポイントには大きな共通点があります。

・金利が低い
・保証料や団体信用生命保険が無料もしくは安い
・繰上返済の手数料が無料または安い
・トータルの費用が安い
・窓口が利用しやすい

金利が低くてもトータルで計算すると負担額が大きい場合は、金利の低さはメリットになっていません。
また、繰上返済の手数料は地味に家計に響きます。
これらのことを考慮に入れて住宅ローンを選ぶことをおすすめします。
まずは気になる金融機関でローン金額をシミュレーションしてみるといいでしょう。

賃貸併用住宅でアパートローンではなく住宅ローンが利用できることは大きなメリットですが、利用の際には自宅の割合が51%以上という条件があることが多いようです。
長期にわたるローンですので、後悔のないように選んでくださいね。

こちらも合わせてご参照ください。「賃貸併用住宅のローン金利と限度額はどれ位か