アパート経営・マンション経営における黒字倒産のリスクとは

アパート経営やマンション経営だけでなく、一般的な企業にも起こるのが黒字倒産です。
赤字による倒産ではなく、黒字でも起こりうる倒産とリスク回避の方法についてご紹介します。

黒字倒産とは

黒字倒産は、帳簿上は十分な黒字になっているにも関わらず、倒産状態に陥ることを言います。
収入と支出のバランスはリアルタイムで動くだけでなく、タイミングがずれることもあるため、実際のお金の動きが読めなくなるために、隠れている赤字状態に気が付かないまま倒産することを表しています。

黒字倒産が起きる原因とリスクについて

損益計算書は、利益と負債・支出を読むのに適した帳簿ですが、タイムラグには対応しきれないデメリットがあります。

日常生活でも、クレジットカード利用日と支払日には時差があるように、利益計上と入金、経費計上と出金に時間差がある勘定科目があります。
十分な手許現金があると思っていたのに、支払いに動かせるお金がないという状況が続くと黒字倒産のリスクが高まるこちになります。

ローン返済や租税公課(税金など)の支払いができない場合、遅延損害金を払いながら完済を目指すか、アパート経営やマンション経営で持っている収益物件を、担保として納めなくてはいけないリスクも発生することになります。

黒字倒産を起こさないためには

アパート経営やマンション経営で黒字倒産を起こさないためには、損益計算書だけでなく貸借対照表も確認するのがお勧めです。

ここでチェックする項目は自己資本比率なので計算式をご紹介します。
(純資産)÷(純資産+負債)

この計算方法で自己資本比率の確認をして、40~50%の間で推移していると安心できますが、20%台になった場合、負債に該当する経費を削減して調整することが推奨されています。

アパート経営やマンション経営が表向き順調なようでも、黒字倒産のリスクはどなたにでもあります。
どの帳簿を見て、何の数字を確認するのかを把握していれば、事前にリスクの回避ができるでしょう。

赤字でも収益プラスとは?「アパート経営・マンション経営でキャッシュフローを実現するには」も合わせてご参照ください。